なんとタイムリーなことに、お友達がブログで伊那の街の写真をアップしているではないか! どうしても富士フイルムのX100sと仲良くなりたくて、実はぼくもこの週末に同じところを歩いておりました。この辺は彼の庭だから、さすがに見どころ・撮りどころ的なものはかなわないし、ぼくは試行錯誤中だということを差し引いて見てもらいたい(笑)
このX100sというカメラ、巷ではわりと評判いいみたいなんだけど、オレ様的には理解できない謎な仕様満載。去年の年末のちょっと大きめの機能追加的なファームウェアのアップデートでさらに謎が深くなった。まずもってダメなのが、マニュアルモードの時に露出状態をファインダーに反映させるってヤツ。常に反映されちゃうから超アンダーの時はファインダー真っ暗。シャッター半押しの時に反映されればいいだけなのに、これがまた半押しするとヒストグラムも消えちゃうという正反対の仕様。オフにできるからまだいいけどさー、富士フイルムの中の人はマニュアルモードで写真撮ってないんじゃないの?
今ひとつ改善されなかったのがAEロック。今まではAEロックした瞬間にすべてのダイヤル値が固定されるという本当にロック状態だったのが、ファームウェアのアップデートで絞りとシャッター速度の変更ができるようになった。ここでもう一歩進んで、固定した露出に露出補正をかけられるようにできないかなー、と。つまり、AEロックした上で露出補正ダイヤルを使えるようにしてほしい。加えて、AEロックの時だけスポット測光にするとか選びたい。絞りを決めて、被写体の白いところでAEロック→露出補正を+1.7〜2.0で撮るみたいな事をするし、オリンパスでは問題なくできるわけで。ぼくは露出とAFを切り離して撮る事が多いのに、X100sでそれをやるにはマニュアルモードが基本になるってのがさー。細かいところかもしれないけれど、なんかこう気持ちが盛り上がらないカメラなんだよね、今のところ。