加水分解。

レバーを短いものにするという手もある
あれー?前の更新から結構たっちゃってるなー。ぼくはその間一体何をしていたんだろうか…。あれもこれもブログに載せようって思ってるのに、なんか忘れてそのままとか、タイミングを逃してもういいやっていうのがいくつかあったような気がするなぁ。そんなこんなで、ちょっと思うところがあって、カメラ関連の小物を買ったというお話。ひとつ目は雲台。初めてデジカメを買った時に一緒に揃えたベルボンの三脚についてきたPHD-41Qという雲台は、いわゆる2ハンドル3wayという縦軸と横軸と水平回転軸を別々に動かせるやつ。

さわった手もベタベタになるほどの溶解度
結構前からこの縦横を固定するレバーの先端のゴムが加水分解でベタベタになってしまったのと、ぼくが三脚を使うような撮影をしなくなったことが重なって、三脚ごと完全に放置されていたのでありました。

若干オーバースペックくらいがちょうどいい
そんな三脚を不憫に思って、同じくベルボンのQHD-53Qという自由雲台に載せ替えてみた。自由雲台っていうのはひとつのつまみを緩めるとすべての方向を同時に動かせる、文字通り(?)自由な感じがする方式。これだと、収納するときにレバーを抜いて、使うときに挿し直す手間とか、レバーが三脚に干渉するとかいうことが無くなって、もっと積極的に三脚を使う撮影をするようになるのではないかと。

面積の広いシューがおすすめ
QHD-53Dを選んだポイントは、クイックシューが付いた自由雲台だということ。もちろん他の自由雲台でもクイックシューを別で取り付けたりできるし、最初から付いてるのもあるんだけど、高いし見た目にゴツすぎてあんまり好きになれない。ぼくの持ってるカメラとレンズにはかなりのオーバースペックだしね。これはクイックシューの欠点のひとつであるところの、縦位置でのお辞儀(長いレンズの重さでネジが緩んでしまう)対策で、プラスチックの爪を起こして固定できるようになってるけど、これはぼくには必要なさそう。

ネジが折れそうで怖い
ふたつ目はケーブルレリーズ。最近はUSBだったりあるいはiPhoneにアプリを入れるとレリーズとして機能するようになったりするカメラもあるみたいだけど、X100Sはシャッターボタンの真ん中にテーパーネジが切ってあって、ケーブルレリーズを使うようになってる。でも、富士フイルム純正のものは無いから、いろいろと調べて一番短かったのと感触がいいって話を聞いてニコンのAR-3というのにしてみた。700円でお釣りが来る。昔は指の引っかかる部分がクロームメッキの金属だったみたい。実はKLASSEにも取り付け穴があってバッチリ使える。だがしかし、ケーブルレリーズではいわゆる「半押し」に対応してないみたいで、押したと同時にシャッターが切れる。フィルムが1コマ無駄になった(笑) 指の引っかけの上のネジを回して開放すると、押したらロックされるようになるからバルブ撮影もOK。さてさて、三脚とレリーズを持って何を撮りに行こうかなぁ。

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