アンプの出力管をGold LionのKT77に差し替えてそこそこ時間が経ったから、今度は電圧増幅管の12AU7を標準のTUNG-SOLからGold Lionに変更してみる。Gold Lionのは側面にライオンの絵がプリントされている。プジョーかよ(笑) 例によって差し替えて数日はなんだかこもったような音だったけれど、その後は霧が晴れたようにスッキリと鳴り始めた。TUNG-SOLに比べると中低域がどっしりしていて密度感がある代わりに、高域のキラキラ感が薄いかも。全体的な音の変化としてはそんなでもないという感じ。もうちょっと鳴らし込んでみよう。
スピーカーのアッテネーターに関して。現状はMIDとHIGHの両方共「8」というところで落ち着いている。ちょっと前の話なんだけども、涼しくなってきて部屋の窓を閉めてボリュームを上げられるようになったら、なんだかボーカルが引っ込んで聴こえて、アンプをATOLLのIN100seにしてみたりしつつ、数日の試行錯誤の結果この辺になった。
それから今まで特に考えずにスピーカーの向きを内側に向けて置いていたのを真っすぐに変更して、左右の幅を2mに狭めた。並行置きは高校時代以来かな?(笑) 頭の位置がセンターからずれると左右のバランスが極端に変わってしまうのが解消されて、全体的に自然な広がりのある音になった。
まだ細かい所をいじるかもしれないけど、今のところ結構満足のいく音で鳴っているから、オーディオ方面は一段落ということなのかもしれない。機材よりもレコードやCDに投資するのが5億倍健全だしね。