サブカルタウンへ。

先行きの見えない状況で悶々としているのもアレってことで、近くの書店で定期的に開催されるレコードフェアへGO! いやー、値段上がってるねー。ちょっと前まで80年代の邦楽は800円くらいがボリュームゾーンだったのが1,500円になっていた。竹内まりやの例のやつに11,000円の値札が付いていてあまりのアホくささに撤収。それでも松田聖子の『Seiko-Train』(1985年)は買った。松田聖子のレコードって案外持ってなくて。

いい感じの看板が出現していた

なんとなく不完全燃焼だから久しぶりに伊那方面におじゃま。ここで毎回あまり質の良くないレコードをつかまされている記憶はなくならないけど薄れているから来てしまうんだろうなぁ。坂本龍一+ダンスリーの『the End of Asia』(1982年)と、マックス・ローチの『限りなきドラム』(1966年)の2枚を購入。ここも以前より値段が上がっている気がする。でも品揃えは充実した。気になるレコードの質は…まぁまぁこんなところでしょう。あいかわらず盤質の表示が無いのがアレ。

涼しげですなぁ
いいお天気

久しぶりに来た伊那市はそこら中にバラの花が咲いていた。花の写真を撮ってしまう辺りに老いを感じつつ周辺をフラフラしていると、橋の上で何やら演奏している人がいることに気がついた。さっきから聞こえてるのはこれか。タブラ(インドの太鼓)というのにびっくりしつつ、写真を撮ってもいいか声をかけてみると、最近タブラ教室を始めたという人だった。伊那は中古レコードも売ってるしタブラを演奏する人もいるし、サブカル化とまでは言わないとしても、ここのところ急速にオシャンティーになってきてることは間違いなさそうだ。

撮影許可をもらう前の1枚
伊那の街のBGM

今回仕入れた3枚のレコードを聴きながら、店頭にあるものの中から選ぶのも楽しいけど、能動的に「これを聴きたい」と思って買う方が失敗しても精神的・時間的ダメージは少ないことを再確認した。レコード棚がいっぱいになってきたからそろそろ仕切り直して次のステージへ向かいたい。

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