試される大地へ。

1時間45分で

去年に引き続き、札幌で開催される「星屑スキャット」のディナーショーに参加するという奥さまに便乗して、12月16日(土)と17日(日)で人生初北海道を満喫する作戦。去年は平日だったからぼくはダメだった。一泊二日でそんなに余裕はないんだけど、信州まつもと空港(松本空港)から新千歳空港まで直行便で1時間45分くらい。クルマで空港まで行く時間を考えても東京より近いかもしれない。

初めてターミナルに来た
新千歳は雪かー
神戸に行く人かと思ったら北海道だった

予定通り空港の無料駐車場に滑り込み成功。着替え等々は前もって宅配便でホテルに送ってあるから手荷物のみ。やや厳重な荷物検査をクリアして待ち合い室でダラダラとしていると紫の飛行機が降りてきた。折返しでこれに乗るんですね? わかります。松本空港にはちょくちょく来ていたけれど、いつもは対面の駐車場からで、管制側から滑走路を見るのは初めて。

飛行機は特別感があって良い
さらば松本
シャトレーゼのお菓子

9:20分くらいに出発。いつぞやの富士山周遊以来の飛行機だし、そもそも国内線って小学生のころ以来乗ったことがなくて新鮮。出国審査とかパスポートがいらないのはお気楽でいいわー。ほぼ満席。途中でお菓子と飲み物のサービスがありつつ10時半くらいには新千歳空港に無事着陸。天気が悪いし雪が積もってるし。

北海道は白かった
ディーゼルだと思う

ここから快速エアポートで札幌駅までいく。なんだかんだで小一時間かかる。飛行機降りたらすぐに札幌みたいな印象があるけど実は結構離れているんだね。車窓から見える北海道の景色は…白い(笑) 屋根が平らな家が多いのと、建物の一部になっている煙突が気になった。市街地で薪ストーブOKなんでしょうか? わが家のはご近所の薪ストーブで冬場超迷惑しているんですけどー。

今回のハイライト

右から縦に(斜めに)読む

札幌駅からバスに乗り換えて、目指すは「サッポロビール園」でございます。ジンギスカンでビールと洒落込みましょう。総合受付で予約番号を伝えると隣のケッセルホールへ行くように指示された。電車から一緒だった若い男性グループは食べ放題方面に歩いていった。健闘を祈る。

予約時間よりもちょっと早かったけどOK
贅沢な空間
上着とバッグだけは守られる

席に座るとニオイ対策で上着やバッグを収納する大きなビニール袋をくれる。店員に最初の注文をして、備え付けのタブレットから追加注文できる説明を聞いている内にビールが運ばれてきた。北海道上陸おめでとうございます(笑) ぼくは新潟から北は未踏だったから、これで大幅に更新された。

見覚えのあるジンギスカン鍋
ファイブスターで乾杯!
これは「トラディショナル」なやつ
2杯目はグラスで

肉は「ラムジンギスカン」「トラディショナル・ジンギスカン」「ラム5種盛り合わせ」をオーダーしてちょうどいいかなーという感じ。次に来ることがあれば肉は「ラムジンギスカン」だけで、隣の席にいた「子供のころから来てる」って言ってた地元の人みたいに野菜多めでキメようと思いました。

外は吹雪吹雪氷の世界
ここで腹ごなし
昔からビールのポスターは女性

ジンギスカンでいぶされた後はサッポロビール博物館をダラダラと見て回る。初期のドイツから職人が来ていろいろとやるところからラベルやポスターの変遷等々、サラッと見て入り口に戻ったところ、外が吹雪いているではありませんか。バスに乗るために吹雪の中へGO! 北海道に行くときはフード付きのコートがオヌヌメ。

みんなこれに乗る

東京タワーと兄弟

再びバスに乗って今度は「さっぽろテレビ塔」へ。大きな道とその間の公園にテレビ塔がある景色は名古屋っぽい。さっぽろテレビ塔は東京タワーや名古屋テレビ塔と同じ内藤多仲の設計で、構造や見た目もよく似ている。

北海道は信号が縦
22時まで営業中
現役バリバリの雰囲気
道路が真っ直ぐで広い

大通公園に面していない側の展望台は階段から無料では入れるってことでとりあえず登ってみると、東京スカイツリーにもミュンヘンのオリンピックタワーにもあった場末感が全くなくて驚いた。コンパクトにまとまっているせいかもしれない。雪景色を眺めていると、北海道ローカルのセイコマートを発見した。ホテルに行く前によっていこう。

セコマなう

これがあの伝説の…
オリジナル商品がどれも安い!
ご当地系いろいろ

展望台からは近くに見えたセイコマートも、実際に歩いてみるとそこそこの距離がある。店の雰囲気はローカルなコンビニそのもので懐かしい。棚にはセイコマートのオリジナル商品に加えて、大手のメーカーのものでも見たことがないものがたくさん並んでいる。ホテルは朝食なしプランだから、カップそばとちくわパンを買った。

時計台は思っていたよりもずっとコンパクト

そろそろホテルに向かいましょうか。これもGoogleマップで見てみたら歩けそうな距離だったから歩くことにしたんだけど、雪のなか傘をさして歩くと結構アレで。途中で札幌市時計台に遭遇した。えー、こんなところにあるんだ。正面は韓国の方と思われるみなさんで混雑していたから見るだけで。

しばし休憩

トコジラミはいなかった
カルビーの青いやつ、おいしかった

ホテルに到着。チェックインして先に送っておいた荷物を引き取ってから15階の部屋へ。暖房効きまくりで暖かい。ディナーショーの時間まで濡れてしまった靴を乾かしながらお昼寝タイム。

韓国の人大杉

一駅だけ乗る

そうこうしている内に良さげなお時間になったから、ぼくは札幌の街へ再び繰り出した。さっきの反省を踏まえて地下鉄でテレビ塔付近へ移動。中央通り公園で開催されている「ミュンヘンクリスマス市」とやらで、1杯引っ掛けながら何か食べようと思って来てみたら、昼間とは打って変わってすごい人人人。飲食ブースはかなり並んでるし、何か買っても食べるところがないから通路の横とかで食べてる人大杉で却下。食器が要返却系で、クリスマス市のエリア以外に持ち出し禁止になってた。ゴミが出なくていいかも。

地下鉄の駅から出たらすぐにイルミネーション
テレビ塔もピカピカ
ミュンヘンとはオリンピックつながり?
みんな地下にいたのか!

そんなこんなでとりあえずテレビ塔の有料展望台からイルミネーションを見ようかと思って行ってみたら、エレベーター前に列ができてたからこれも却下。またまた階段から展望台に登って夜の札幌を眺めてから地下街に突入すると、ここはクリスマス市以上の人の波。なるほど、北海道は地下の国だった(笑) 

現金つかみ取り

んー、せっかくここまで来たからすすきのに行って何か食べましょうということにして、すすきのに向かう電車に乗るために「すすきの方面」の案内に従って歩いている内にすすきのに到着してしまった。正確にはすすきの駅の横というかの「狸小路商店街」に出た。テレビで4年ぶりに現金つかみ取り大会が開かれたニュースをやっていた。

大きなアーケードが彼方まで続く
この周辺だけ寒かった
みんな大好き細い横道
ひとりはちょっと勇気がないなぁ

ここも日本語よりもハングルが多く聞こえてくる。飲食店はどこも同じおみやげの袋を提げているみなさんが並んでいて入れず、「狸小路市場」という良さげな横道を発見したんだけど、なかなか一見さんがひとりで入れる雰囲気でもなく、そもそも店の外でみんな並んでるし。

看板が切れてしまった
「らーめん」がひらがな

商店街の活気を吸収しながらダラダラと歩き続けて「らーめん サッポロ赤星」にたどり着いた。この辺りだけアーケードが古い感じで外国人もほぼいない。店に入ると最初に食券を買うシステムだった。塩・醤油・味噌としばらく悩んで味噌をチョイス。狭い店内とカウンターがいい感じ。

ややこってり系?
「さばにんにく粉」だけ売ってる

麩が乗っているのが特徴的。麺はツルツルでコシがしっかりしている。カウンターにある「さばにんにく粉」が気になっていたところに、後から来た地元と思しき人が「塩ラーメンに必ずこれを入れる」って言ってたから入れてみたけど違いはよく分からなかった(笑) もっと入れないとダメだったか。

それほど寒くないが天気が悪い
来年は名前が変わっているとか

ここで商店街のアーケードは終わり。またまた雪が降ってきたからホテルに帰ることにしてGoogleマップに聞いてみたところ、なんとホテルまで歩いてすぐの場所まで来ていたのでありました。コンビニでめずらしく甘いコーヒーを買って部屋に戻ったのは19時40分くらい。まだ早いけど天気も悪いし、歩き疲れたから今日はここまでかなー。


2日目はこちら。

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