ハイレゾその後。

今年の頭にATOLLのD/Aコンバーター、DAC100seを導入して、一応の目的であったハイレゾ音源の再生までしたところで一段落。ハイレゾも言うほどの違いは無いなぁと思って、その後はiTunesで手持ちのCDを読み込み直し等々しながら、細々と暮らしておりました。
850円
キング・クリムゾンの時は、Audirvana Plusというプレーヤーアプリを使ってたけど、7,000円もするのと、オーディオ機器を模したインターフェースが、見た目も操作性も気に入らないからやめて、BitPerfectを使っていくことにした。これは、iTunesの再生部分を乗っ取る方式で、普通にiTunesで再生するだけでいいし、何よりも850円というお値段が魅力的。だだねー、音が出ない曲がたまにあるのがねー。
PCオーディオなう
現状で決めかねているのは、プレーヤーであるところのMacBook+iTunesから、D/Aコンバーターに信号を送るのに、USBとS/PDIF(=光ケーブル)のどっちがいいのかというところ。24bit/96kHzまでならどっちでもOKだし、DAC100seはUSB入力の非同期モードが無いから、信号の通り道が違うって事以外は何も変わらない予感。だったらS/PDIFの方が電気的なノイズとか伝わらなくて良さそうなんだけど、一生懸命聴き比べても違いは感じられないのでありますよ。e-onkyo musicそんな状況下でハイレゾ音源に再挑戦。やっぱり最近の録音じゃないと、その差はわからないのかもしれないという疑いを晴らすために用意したのは、シティー・ポップの大御所、Paris Matchの『edition 10』。毎回音質にもこだわった作品を作っていて、今回はハイレゾ環境でレコーディングからマスタリングまで行ったとか。だったらそのハイレゾで売ってくれよと思ってたら、24bit/96kHzをe-onkyo musicで発見!早速wave形式でダウンロードして、iTunesでALACに変換。アルバムで購入したのに、1曲ずつ手動でダウンロードしないといけないのがすごく面倒なんですけど、何とかならないでしょうか?


(この曲はedition 10には入ってないよー。)

16bit/44.1kHzのいわゆるCD音源は、Paris Matchをぼくに教えてくれた友人に協力をいただいて、同じくiTunesでALACの準備完了。ありがとうございます。早速聴き比べをしてみたら、やっぱりその違いがわからなくて落胆。が、しばらく24bit/96kHz(ハイレゾ)を聴き続けた後で、16bit/44.1kHz(CD音源)を再生してみると確かに違うのがわかる。具体的にはまず音の分離。ハイレゾはCD音源よりもボーカルの位置がちょっと上で奥にある感じがする。歌詞が聞き取りやすい。静かな曲の方がわかりやすいかも。音そのものよりも空間的な方向の違い…なるほど、これがハイレゾなのか!でもBGM的に流すような聴き方だと意味は無いかもねー。
48kHz!
ハイレゾ音源の音質的な部分は家で楽しむとして、せっかく買ったんだからクルマでも聴きたい。ということで、ハイレゾ音源をiTunesでmp3に変換してみたら、サンプリングレートが48kHzになってる…bit数はわからないけど、mp3って16bit/44.1kHzのみってわけじゃないのか。これをCD-Rに焼いてクルマのプレーヤーに入れてみたら再生できた。なんということでしょう!これからは、ハイレゾ音源をもっと積極的に買ってもいいかな。でも、聴きたいのが無いという現実。

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