ヒント。

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(画像はすべてクリックで拡大)
朝イチで友人からDP2x購入のお知らせの電話が来た。が、やはりというか、その動作の遅さやAFがなかなか合焦しない件、思ってたよりも大きい事などなど、ぶっちゃけ「やっちゃった?」と言いたいような内容であった(笑)
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でもちょっと待って欲しい。DPシリーズはFoveonセンサーによる独特の写りと引き換えに少々手のかかるカメラで、むしろそこも魅力のひとつなのだ。とにかく1ヶ月は使ってみて、もがき苦しみながら自分なりの付き合い方を見つけ出して欲しい。
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僕の持っているのはDP1xだけど、基本的には同じだと思うから、最近はどんな感じなのかちょっと書いてみたい。写真は今日散歩しながら撮ったもの。
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クローズアップレンズとそれを取り付けるためのアダプターのセットを「クローズアップレンズ付きレンズキャップ」にする。クローズアップレンズには市販のΦ46のレンズキャップを付けておいて、”どっちのキャップを外すか”によって、接写か遠景かを切り替える。ゴリラポッドはあんまり使ってないけど、そのマウント部分の水準器は付けたまま。結構便利。
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絞りは一番シャープだというF7.1にほぼ固定。DP1xは28mm相当の広角レンズだから、背景をぼかしたいようなときはクローズアップレンズを使う。液晶の明るさとコントラストは最大にして、直線で9分割のグリッドを表示。ヒストグラムを見ながらハイライトが飛ばないように、グラフの凹凸が大きくなるように露出補正をしてシャッターを切る。PENではスポット測光派だったけど、RAWで撮るのには向かないような気がする。
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RAW現像は純正のSIGMA Photo Pro(SPP)を使用。ブログに載せる写真はSPPで現像後に16bit TIFFで出力→Lightroomでリサイズとシャープ(スクリーン・弱)をかけてJPEGに変換。Lightroomは一度にたくさんの写真に同じ処理をしたい場合は便利だけど、現像はどうもコッテリし過ぎてしまう。
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DP1xに望むことはもうちょっとAFを合うようにして欲しいってところかなぁ。ちょっと暗いともうダメで、それが近すぎるからなのか暗いからなのかわからない場合が多い。もしAFの改善が無理ならMF時の拡大表示の倍率がもうちょっと大きくならないかなぁ。現状では合ってるのかどうかまったくわからない。せっかくカメラ全体の操作性はいいのに、AF・MF周りがなんともストレス。
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最近このブログに登場してないPENだけど、やっぱりメインはこっち。レンズ交換できるシステム的な部分はもちろん、(JPEG撮って出しの)色の乗り具合やコントラスト等々、1枚の写真として全体を眺めたときのまとまりは最高。来月末辺りに新機種がいくつか出るとか…楽しみですな。
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SIGMA DP1x
SIGMA LENS 16.6mm F4 (+ AML-1)

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