毎日何かしらの荷物が届くわが家。運送屋さんに「またあそこかよ!」とか思われてるに違いない。そんなこんなでレコード関連のお話がまだまだ続くのでありますよ。新しく届いたのはオーディオテクニカのMG10というヘッドシェル。マグネシウム製で重さ10gだからMG10なんだろうか? PLX-1000に付属のシェルはオマケとしても非常にひどいもので、最初からシェル付きのカートリッジにしておけばよかったと、またもや後悔のオーダー。
MG10は4ヶ所にネジを切ってあって、つまりはオーバーハングは4段階でしか調整できないけれど、シェルに対してカートリッジが斜めになるということが少ないし、ネジはナットでとめなくていいから非常にしっかりと締めることができる。
パイオニアのシェルからカートリッジを移設。ネジはいちばん先頭側ので良さそうな感じ。カートリッジも同じくオーディオテクニカ製だからマッチングはバッチリ。リード線はMG10に付属のものをそのまま使ってみたら、なんとなく音のキラキラ感が無くなってしまったような気がして、この後でリード線も交換。
アームにセットして水平を確認。左右に関してはバッチリOK。前後方向は現状でアームの高さが最低になっているからこれ以上追い込むのは不可能。まぁまぁ、このくらいなら大丈夫でしょう。水平垂直を確認しやすいこの形状に加えて、特筆すべきは指掛けの使いやすさ。今まで生きてきて全く気にしたことがない世界だけに、感動もひとしお(笑) まだまだ知らない世界はたくさんあるんだなぁ。
続いて懸念していたオーバーハングの確認。どうやらこのままで大丈夫だ。音を出してみると、劇的とまでは行かないとしても、レコード内周の音のひずみはかなり改善された。「さ行」が気になる部分はまだあるけど、とりあえずはこの辺で機材の調整は一段落にして、そろそろ音楽を聴くことに集中したい。