夜中に雨が降った翌日、仕事に行くために家の駐車場から左折で出た時に、クルマの後ろからジョロジョロと水の流れる音が聞こえてきた。次の右折でまた水の流れる音が…ポロ号のリアハッチの雨漏りが急激に悪化している予感。これは可及的速やかに対策をしなければいけないということで、5年目の車検を目前に、ディーゼル+6MTの赤いデミオを注文しましたというお知らせ。
1995年以来20年乗ってきたフォルクスワーゲンを降りることにしたいちばんの理由というかきっかけは、壊れるとかディーゼルエンジンの不正問題とかいうことではなくて、ずっとお世話になっていたディーラーがなくなってしまったこと。去年、新しくなったフォルクスワーゲン松本で12ヶ月点検を受けた時に、なんだか自分はもうフォルクスワーゲンの客じゃないなっていう漠然とした感じがあって、そこで気持ちが離れてしまったのか、今年に入ってからの走行距離は約6,000kmと急激に落ち込んでおりました。
離れていく気持ちをつなぎとめるために夏タイヤを新調して、サテライトサービスになってる近くのトヨタディーラーで、リア周りからの異音や冬場に壊してしまった整流板を直して、さらに冷却水が漏れているウォーターポンプも交換したけれど、このウォーターポンプは修理完了まで2週間もかかった。かと言って、フォルクスワーゲン松本に持ち込んでもその日に直らないものだった場合(ほとんどがそうだと思う)、片道1時間以上かけてあの渋滞のど真ん中にまたまた行かないといけないし、そもそも遠いから週末にしかおじゃまできないわけで。そんな悶々とした状況に今回の雨漏りでギブアップ。シルバーウィークまではあと2年乗るつもりでいたから、いろいろなものがムダになってしまったなー。
ユーザーミーティングに参加したり、ドイツ本社を見に行ったり、エコドライブチャンピオンシップに挑戦したりと、フォルクスワーゲンにどっぷりだった青春時代は、来月の中ごろには終わる予定。縁があればまたフォルクスワーゲンやその他輸入車に乗りたいと思うけど、ライカのカメラと同じで、こういうのは一旦離れるとなかなか戻って来られないのもまた事実でありまして。こうやって歳をとっていくんだなぁ。
