まもなく1年。


パイオニアのレコードプレーヤー「PLX-1000」を導入してから約1年。オーディオテクニカのAT100Eでスタートしてすぐにお友達から高級カートリッジを借りてしまった関係で、定番MCカートリッジであるところのDENON DL-103にあっという間にたどり着いてしまった。そのために飛び越した部分を後追いで補完することにしたという後付けの理由で、これまた超が付く定番のMMカートリッジであるところのSHURE M44Gを導入せしめました。

シェルをどうするか…テクニクスの例のやつにしようと思ったところで、オーディオテクニカから新作が出ていることを思い出した。その新作AT-HS10は、最近発売された現実的なレコードプレーヤーにもれなく搭載されているSL-1200にそっくりなアームに対応すべく、アームの中心からカートリッジの取付面までが低くなっている。

デザインが適度にレトロでなかなかよい感じ。付属品はアルミの取り付けネジとナットにナイロンワッシャー。裏返すとそこには「MADE IN CHINA」の文字が…。なんだよー、日本製じゃないのに結構なお値段じゃんかよー。
リード線付属
リード線付属

シェルとカートリッジの並行やオーバーハング、水平を慎重にセッティング。針圧は最大2gって話だから、とりあえずは1.6gでいってみよう。緊張の音出し…おお!いいねー。まず輪郭のハッキリした低音が気持ちいい。そして高域は荒めでキラキラ感がある。DL-103に比べると全体的に音に勢いがあって、音楽を聴くならこっちの方が楽しいじゃん。

「サ行」の歪みはDL-103よりもダメかも。M44Gは負荷容量が大きいから、フォノイコライザー側が対応できなくてサ行が余計に耳につくという可能性もあるかもしれない。ぼくのTRV-4SEの真空管フォノイコライザーは負荷容量がどのくらいなのか調べてもわからないけど、とりあえず聴感上の違和感はないからいいかなー。

高いカートリッジは確かに繊細な音がするんだけども、それが楽しいかと言われるとそうでもないってことで、レコードはホント奥が深いですな。「設計が古い」とか「超定番」ってことであえて避けたM44Gでありますが、非常に気に入ったからしばらくはこれでレコードを聴いていく所存。