ハイブリッド。

Super Audioは死んだ
Super Audioは死んだ

日が短くなってくるといよいよ本格的なオーディオの季節。機材いじりもようやく落ち着いて、音じゃなくて音楽を聴けるようになったのにさー、タモリがテレビで真空管の話をするもんだから気になっちゃってさー。今のATOLLのIN100SEとDynaudioのContour 1.1の組み合わせはすごく気に入っているんだけど、その昔、ユニゾンリサーチの真空管アンプで聴いてた時の、シンバルがシャリーンって漂う感じも良かったよなぁってずっと思ってて。例えば、ビル・エヴァンス・トリオの『Waltz for Debby』の1曲目とかね。
bill evans trio – my foolish heart

そんなこんなで、当時中身のことなんかまったく知らずに使っていたユニゾンリサーチのSimply Fourというアンプがどんな構成だったのかを調べてみたら、純A級のパラレルシングル動作だった。パラレルとはいえシングルでよくこのスピーカーを動かしてたなぁ。今時シングル動作の真空管アンプっていうと、大きな真空管を使った高いやつしかないし、自作はムリだし(笑) 回路はシングルじゃなくてAB級のプッシュプルになっちゃうけど、現実的なのはトライオードのTRV-35SEか、TRV-88SEかなー。両機種ともプリアンプを追加できるようになってるから、IN100SEからプリアウトを入れれば、フォノイコライザーボードもムダにならないし、ATOLLのキャラクターも残せるかも?

メジャーな真空管のみ
メジャーな真空管のみ

などと考えていたところ、同じくトライオードのTRV-4SEというプリアンプには、真空管を使ったフォノイコライザーが載っているという話を小耳に挟んでしまった。これを、IN100SEのパワーダイレクト(=バイパス)に繋げば、真空管アンプの出力の小ささと、トランスが存在することによる再生帯域の狭さの問題が解決して、真空管でもいわゆるハイファイな音を出せるんじゃないかという結論に達して気絶。
シンプルなプリアンプ
シンプルなプリアンプ

目を覚ました時には、オーディオラックの上にTRV-4SEが鎮座しておりました。オーディオラックをオーダーするときに1段の高さを15cmにしたのが失敗だったなー。もう絶対真空管のアンプなんて買わないと思ってたからさー。早速システムを組み替えてお楽しみの音出し…おおー、低域から高域まで解像度的なものは失われていない! でも、なんか全体的に音が引っ込んだというか、抜け切らない感じがする。試しに今までの構成に戻してみると…あちゃーIN100SEだけのほうが断然音がいいじゃん。こりゃあやっちゃったかなー? (つづく)