終結宣言。


SHUREのM44GにJICOの楕円針で盛り上がっていたところ、そういえば最初に買ったオーディオテクニカのAT100Eも楕円針だったことを思い出して、改めて鳴らしてみることにした。AT100Eはこれからって時にカートリッジを借りてしまって、そのままお蔵入りになってしまった不遇のカートリッジなんですよ。

PLX-1000とMG10を組み合わせるとアームの水平が出ないことは学習済みだから、今度はAT-HS10のシルバーを用意してみた。リード線も最初に買ったAT6101はM44Gに取られちゃったから再注文。

これがさー、最初に買ったAT6101はシェル側もカートリッジ側もそのままでバッチリ入ったのに、今回のはシェル側の端子がかしめてあって、広げるのに苦労したぜ。締めるだけならペンチで挟めばなんとかなるから、どっちかといえば緩めのほうがありがたいんですけどー。

例によってオーバーハングや水平等々を慎重に調整してからレコードをかけてみる。なるほどー、M44Gに比べるとずいぶんとHi-Fiな音がする。音の分離が良くて立体的。全体的にフラットに音が出ているのか、低域は薄めかなー。「サ行」は完全じゃないけどあんまり荒れない。それと引き換えに、M44Gみたいに音が前に出てくる感じもあんまりない。でも、これはこれで好きな音。

というわけで、MCカートリッジとMMカートリッジと針の形を意識して聴いてきて、なんとなくだけどレコード再生の概要がつかめたような気がしたところで、逆にレコードの限界みたいなものも感じるようになってきた。お金と時間をかければこの先にもっとすごい世界があるんだろうし、まだモノラルカートリッジを試していないけど、機材方面はここで一区切り。さすがに疲れたよ。これからは肩の力を抜いて音楽を聴きたい。