セルフ供養。


フレネシのささやき声を聴いてきたら、スティーナ・ノルデンスタムを思い出した。ラジオから流れてきた『Little Star』にビビビッと来て、小牧インターのところにあったディスクステーション(CDショップ)に駆け込んだのは1994年のこと。その翌年に地元に帰ってきてからの暗黒の時代を思い出すのがイヤで、今の家に引っ越した時に売ってしまったのを中古で買い直した。今こうやってなんでもなく聴けるってことは、20年経ってセルフ供養が済んだってことだね。

当時は国内盤を買った
今回入手したのは『And She Closed Her Eyes』という1994年発売の2ndアルバム。愛知時代のぼくはとにかく暗い曲が好きで、この人の曲は殺人がテーマだったりとかする上に、サウンド的にもそれっぽい雰囲気満載。英語わかんないから雰囲気だけなんだけど(笑) すぐに1stアルバムの『memories of a color』も買った記憶があって、その1stも買い直してみたけどピンと来ないってことは、当時もあんまり聴かなかったのかな。
https://youtu.be/ZuKA6a30FbM
この後1995年に3rdアルバムを買ったらこれがいわゆるノイズ系で、1stや2ndの透き通った感じを期待していたぼくはものすごくがっかりして、彼女の音楽を聴くのをやめてしまった。ジャケットも赤い星だったりして結構アレだったな。今聴いたら少しは理解できるのかもしれないけど。インターネッツが無い時代は試聴なんてしないで買ってたから、ハズレも多かったけど、ハズレはハズレなりに記憶に残ってる。

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