オーバースペック。

結構大きな箱
BIOSのアップデートに失敗してお亡くなりになったhpのEliteDesk 705 G1の後釜は、EPSON DIRECTのMR7400に決定いたしました。ザックリと構成を書いてみると、Intel Core i7-6700K / H170 / DDR4 8GB / M.2 SSD 256GB / Intel HD Graphics 530(オンボード) / 650W / ミニタワー、というところでございます。

ガンダムっぽい
EliteDesk 705 G1に搭載されていたAMDのA8-7600というAPUはお値段からすれば結構高性能で、個人的にはHSAという部分にものすごいロマンを感じていたんだけども、アプリケーション側の対応が進まない現状ではグラフィック統合型の廉価版CPUでしかないという現実。新しく投資するのであれば今までよりも処理能力が上がらないと意味がないし、ある程度の将来性を見込んでIntelの”最新プロセスのいちばんいいやつ”という選択をいたしました。ただし、これがIntel最強・最速のCPUではないという昨今。

PS/2ポート付き!
そのIntelもCPUの性能アップは数年前から頭打ちで、最近はPC内のデータの流れを高速化する方向にシフトしてきているとのこと。そこで登場するH170というチップセットでございますが、ウリはデータの通り道(PCI Express)のバージョンが上がって3.0になったこと。そこにNVMeのM.2 SSDを接続して爆速なPCにするというのが今回のロマン。わかりやすく言うと、今まで下道を15分走ってインターから乗っていた80km/h制限の高速道路が、玄関開けたら目の前が高速道路で、かつ120km/hまでOKになったって感じかな(笑) よりお高いZ170チップセットにすると”オレ様専用高速道路を使える”という特典もあるけど、今のところ一般の高速道路もそんなに混雑していないようで。

グラフィックカードなし
PCの花形であるグラフィック(GPU)に関しては、Intel HD Graphics 530というCPU内蔵のものを使うことにして増設はしなかった。これにはふたつ理由があって、ひとつ目はもちろん予算。最近のグラフィックボードってどれもお高くてさー。もうひとつはRAW現像等々の写真をいじる作業なら内蔵型で十分だということ。写真や動画を完成品として書き出す処理はほぼ100%CPUがやるから、グラフィックにお金かけてももったいない。この辺をHSAで高速化できたら最高だと思ってたのに、全然そういう風になってこないね。グラフィックボードは5,000万画素級のデジカメを使うようになったら考えよう。

もう1台ドライブを積める
EPSON DIRECTにしたのはわが家での実績があるのがいちばんの理由。奥さまが代々EPSON DIRECTのノートPCを使っているけど全然壊れない。その他、独自規格のパーツが使われてないから壊れても自分でなんとかできそうだし、BTOのオプションを細かく選べるのと納期が2日ってのもポイントかな。その代わり(?)、デザインがイマイチ垢抜けないというか、この辺だと地元ということもあってお役所や病院で使われていることが多くて…なんとなくそういうイメージ(笑)

このSSDの使いみちが…
お亡くなりになったEliteDesk 705 G1から各種ドライブを移植。iMacから始まって、10年近く拡張性の乏しいPCを使ってきたからなんだか新鮮。自作してたころの血が騒ぐぜ! Windows 10の記憶域プールで使っていた2台のHDDは、新しいPCに接続したらそのまま記憶域プールとして復活。ファイルの所有権がなんちゃらでちょっと苦戦つつ、一通り今までの環境を再構築できたところで、写真の書き出し以外は特に速くなったとかいう感じもないなぁ。今パワー不足だとこの先困るからこれでいいということにして、カードの引き落し日までに資金繰りを考えなくては(白目)。

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