勉強嫌い。


これと言った大きな予定のない夏休みは、オーディオルームに扇風機を持ち込んでひたすら音楽三昧。道路も込んでるしさー。ここのところずっと和モノとかLight&Mellowだったから、その揺り戻し的にジャズやレア・グルーヴ系にシフト中。最近のお気に入りは、Chet Baker Quartetの『No Problem』。録音は1979年で発売は1980年という新し目のやつ。タイトル曲の作者のデューク・ジョーダンのピアノと、晩年のチェット・ベイカーの良さ味が深い。7曲目(ボーナストラック?)、チェットの中性的なボーカルは健在。やっぱりジャズはスウィングだねー。

結構高い

ジャズは真空管で聴きたいところなんだけども、修理に旅立ったSimply Italyは結局お盆前には返ってこなかった。というか、修理に出して1週間後に修理金額の連絡が来てたのに、迷惑メールに判定されて2日経過後に気がつくという失態。そこから取次店の定休日を挟んで、夏休み直前の10日に正式に修理受付になったという状況。修理上がりは今月下旬だそうで、どっちにしてもお盆前はムリだった感じ。

集中力が持たない

修理金額を聞いて、もう真空管のアンプなんかいらねぇよってちょっとだけ思ったんだけど、やっぱ真空管の余韻や雰囲気も捨てがたいから、これからも使っていく上でもうちょっと原理や構造を知っておいたほうがいいかもしれないというのと、個人的にアンプはこの先があるとしたら自作かなと思って、関連の本を2冊買ってみた。

そういうことよ

『オーディオ電気数学』っていう方は、論理的な部分を理解したいと思って選んだんだけど、自然数や虚数から始まっていろんな公式満載で早速挫折(笑) なんでオーディオに微分積分が必要なのかを理解してる人向け? マンガである必要は微妙なところ。ぼくは自作するとしてもキットを組み立てる程度だろうから、必要になるまで論理的な方面は後回しという名の放棄で。

作業順番がわかる

『作って楽しむ真空管オーディオアンプ』は、無線と実験という本に載ってたのをまとめたものなのかな? こっちはシャシの加工方法や必要な工具、はんだ付け、電子部品の説明から工程の順番、実体配線図まで載っていて、とりあえずぼくが欲しかった情報はこっちかなーというところ。その他、完成後の計測方法・グラフの読み方、アンプの運用方法に音のいいCDやレコードも紹介されている。ぼくは回路図をまったく読めないから、とりあえずは全体像をザックリと掴む程度の理解度なんだけど、現状でメーカー製の真空管アンプを持っているわけで、これを超えるとか考えるとやっぱり自作はないかなーという感じ(笑)

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