iPhone 6が壊れてAndroidにしてから1年と3ヶ月。iPad ProでiOSの世界に戻ってまいりました。更迭されたのは、今年の5月にやってきたSurface Pro。それなりの人気機種だからそれなりのお値段で売れたけども、使ったのが半年間ということを考えると結構な損切り額になってしまった。その他、いにしえのApple製周辺機器もごっそりと資金繰りのために売却。
Surface ProはUSBでD/Aコンバーターに繋いてハイレゾを再生することと、WebやYouTubeなんかを見るためのタブレット端末というのが主な目的だった。ハイレゾプレーヤーは、ヤマハのネットワークプレーヤーを導入したことによってお役御免。タブレット端末としては…そもそもWindows 10のタブレットモードが使い物にならないという結論。Windowsのタブレットは流行ってないせいもあって、タッチパネルで操作するように作られているアプリケーションが少ない。というか、ほとんど無い。やっぱりマウスとキーボードを繋いでノートPCとして使うのが正解なんだろうね。キーボードを買おうかとも考えたんだけど、そもそも日本語入力システムがアレ。標準のMicrosoft IMEは辞書登録しても変換候補に出てこないし、じゃあGoogle日本語入力はというと、ソフトウェアキーボードを表示させると再起動するまで消えないしってことで、いつの間にか気持ちが離れておりました。ちなみにペンでの手書き文字入力はMicrosoft IMEじゃないとできない。やらないけど(笑)
そんなところに新型のiPad Proのお話が聞こえてきて飛びついた次第。レビューなんかを見てると、Apple Pencilが新型になったとか、キーボード付きカバーで世界が広がるとかいろいろ欲しくなるんだけども、iPadを買ったからって急に絵を描くようになるわけでもないし、キャフェでブログ書いたりなんかしないし、わざわざiPadでRAW現像なんてしないから、いちばん安い11インチ/64GB/Wi-Fi/シルバーと、キーボードなしの普通のカバー(Smart Folio)をオーダー(最初に11インチ/256GB/シルバーとキーボード付きカバーを注文してキャンセルしたのは内緒だ)。
Surface Proが12インチで手に持って使うには微妙に大きい感じがあったから、iPadは11インチで。シルバーにしたのは見た目の軽快感。テーブルに置いて使う時にカメラの出っ張りがアレだなぁと思ってたら、今回は純正のカバーが背面まで回り込んで段差を亡き者にしてくれる。ただしこれが1万円もするのはいかがなものかと思うし、このために背面に磁石満載だから磁気カード方面は気をつけないといけない。
iPad 2以来7年ぶりのiPad Proはなんだかものすごく居心地がいい。iPad 2は単に大きなiPhoneっていう感じだったけども、あのころに比べたらアプリも増えているし、画面が広いというメリットを享受できるようになっている。現状ではホームボタンがなくなったiOSの操作に慣れていなくて、非常にたどたどしい感じになってしまっているけども、Apple製品の満足度みたいなものはさすがだなと思うわけで、これで30年は戦える!