「セントレアまるわかりツアー 滑走路見学コース」が終わって時間は午後1時くらい。遅めのお昼にしましょうかということで、ターミナルのフードコートエリアに行ってみたら、どの店もまだまだ長い行列が…連休の大型施設は食いっぱぐれる法則が発動しておりました。ぼくはツアーバスの乗り物酔いが残っていて、食べても食べなくてもいい状況だったから、奥さまにはコンビニで買ったおにぎりをスカイデッキで飛行機を見ながらかじってもらうことに。
酔い止めも効いてきたことだし、ツアー中に案内があった「FLIGHT OF DREAMS」に行ってみましょうかね。ここはボーイング社からプレゼントしてもらったらしいボーイング787の初号機(ZA001)をメインにした施設とのこと。
フードコート進んでいくと正面にボーイング787がドカン!と現れる。飛行機って乗り降りする時でも近くで直接見るってことはあんまりないからこれは興奮する。
建物は3階建てみたいになっていて、2階と3階は飛行機を眺めながらのフードコートのみ。787の主翼の下で食事ができるんだね。午後3時すぎだから空いてるけど、お昼時間帯はここもいっぱいだったようなことが周囲の人の会話から聞こえてくる。
とにかく787をもっと近くで見たいと思って1階まで降りていくと、入口と書かれたゲートが出現。「ですよねー」と思いながらひとり1,200円を支払って入場。
おおお、これが787なのか!デカイなー。などとやっていたら、プロジェクションマッピングが若干混んでるからチケット(無料)を先に取っておいたほうがいいとか、何やらスマートフォン用アプリがあるとか謎の説明をされてうろたえる。
個人的にはロールスロイス製のジェットエンジンがハイライト。
ファンの形状はこんなふうになってるんだねぇ。
エンジン後部のギザギザも最近の飛行機ではよく見かける形。飛ぶときも止まるときもすべての力がかかるエンジン取り付け部分がもげないっていうのが不思議で仕方がない。
エンジンを真後ろから見ると、外側は空気が通るだけなのがわかる。もっとぎっしりと中身があるものだと思ってたわー。プロジェクションマッピングとやらが始まると暗くなってしまう。写真撮ってるんだけどー!
エンジン横にある階段を登るとコクピットを見ることができる。想像してたよりもゆったり。この椅子、オーディオルームに欲しい(笑) コクピットはコンテンツナンバーが6。787の周りには全部で9つの体験型コンテンツがあるみたいで、最初の説明はその辺のことだったみたい。
確かに周りにいろいろあるってのは見えるけど、それが何なのか係員に聞かないとわからないし、わかったところで「飛行機の絵を描いてから並びましょう」とか。この感じ…スカイツリーやドイツのミュンヘンで行ったオリンピックタワーに共通する場末感。いやいや、ぼくはこの場末感を味わうのはわりと好きだからこれはこれで。(褒めています)
出口はボーイングストアの入口になっていた。ここもスカイツリーやドイツ…(以下略) 要するに全体的にはフードコートなんだね。もうちょっとなー、もうちょっと787とか飛行機について博物館的な方向の何かがあると良かった気がするけど、近くで本物の飛行機を見ることができたからとりあえずOK。
そこそこの時間になったからセントレアを脱出。少々渋滞に巻き込まれながら、古巣の愛知県一宮市に到着。山本屋本店で名古屋コーチン入りの味噌煮込みうどんを食べるのが最終ミッション。
味噌煮込みうどんを注文すると出てくる漬物は、オニオンスライスで増量されているような気がしないでもない。
待ってました! 名古屋コーチンのブリブリの歯ごたえと、カチカチのうどんのハーモニー。空港での歩き疲れも一気に吹き飛んで、高速を一気にぶっ飛ばして無事帰宅。お疲れちゃん。