先月の末に2年越しでやっと手に入れた秋元薫のレコードの中身が高村亜留だった件がやっと解決いたしました。東京で市ヶ谷の防衛省を見学している時に、レコード屋から 「製造元で交換対応するから、ここの〇〇さん宛に送ってください。」というメールが来た。秋元薫のレコードはもう1枚買ったから、同じレコードを2枚買ったことになってしまうなぁとモヤモヤしながら東京から帰還。
翌日、だったら交換しないでこのまま高村亜留のレコードだけを持っててもいいかもなーなどと考えを巡らせていたところ、ジャケット違いということでお願いすればイケるかも?なんてことを思いついて、無理を承知でメールに書かれていた〇〇さんにお願いしてみたところOKとの返事(無理を言って大変申し訳ございません)。そして高村亜留の『ARU FIRST』のジャケットとライナーを送っていただきました。秋元薫のジャケットとライナーは折り返し返送。なんだかんだで20日くらいかかったけど、着地点としては満足。
改めて高村亜留の『ARU FIRST』を手に取ってみると、前に買った紙ジャケのCDはかなり精巧に作られているのがわかる。LPサイズの歌詞カードをそのままCDサイズにしてあるから、小さすぎて字が読めない(笑) 音的にはCDよりもレコードのほうがゴージャス感があって聴きごたえ十分。最近のシティーポップブームとやらは、声の大きい現役シンガーソングライター(とそのお仲間)の作品が目立つような傾向があるけど、こういう1枚2枚出して消えてしまった的なアーティストの作品にも味わい深いものが多い気がする。
実は東京でHMVに行ったときに両方とも山積みで売ってたんだよねー(この2枚はHMVが総元締めだから当然)。予約した時にはまだ東京行きは決まってなかったし、東京に行くにしてもレコード屋に行ける保証がなかったから仕方がないんだけど。いわゆるこの“新譜レコード”っていうのが田舎には無いのよね。特にレコード・ストア・デイの限定レコードになると通販すらないというね。仮にあったとしても、1枚4,000円オーバーでmp3ダウンロードカードもついてないから、ダウンロードやCDがあればそっちを選ぶかもしれないけど。