最近の「酔い止めを飲まずに出かけられない」という状況を少しでもなんとかしたいと思って、原因のひとつは「クルマの運転が下手くそすぎるのではないか」という仮説をたててみた。同乗者はもちろん運転手も酔わない運転をするにはどうしたらいいのか…そうだ、あいつを使ってみよう。
ということで、納車2週間でオフにしたi-DMをオンにする作戦。マツダによると『i-DMは、「しなやかな運転」ができるように運転技術の向上を支援するシステムです。』とのこと。メーターの中にLEDが仕込んであって、青く点灯したときはしなやかな運転ができている、緑はやさしい運転、白は良くない運転ということがわかるシステム。そういったものを基にクルマが運転に点数をつけて、一定の条件をクリアするとステージが上がっていくというゲーム的要素もある。
2週間でオフにしたと言っても、それは3色のLEDの表示をオフにすることができるだけで、バックグラウンドでは常に採点されている。納車から4年・3万キロを思うがままに走った結果、アベレージは3.8でございました。もちろんステージは1stのまま。これが4.8以上にならないと2ndステージには進めないんだとか。ちなみに2年前はアベレージ4だったらしい。
i-DMリセット方法
・ライトSwOFFでエンジン始動
・トリップメーターの切り替えスイッチを押しっぱなしで、ライトOFF、スモール、ライトOFF、スモール を5回繰り返し
・これを15秒以内に実施ちなみに i-DMスコアのリセットと同時にトリップメーターもリセットされます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2763613/blog/39406913/
流石に3万キロ走った後で、今からしなやかな運転ができるようになったとしてもアベレージで4.8を超えるには長い時間がかかりそうだから、裏技で一旦i-DMをリセットするか、ドライバー切り替え(何人か登録できる)するつもりでいたけど、そうなると今度は点数ばかりが気になって危ないのではないかと思って、とりあえずはそのまま続行。エンジンを切った時に採点結果を表示するようにしておく程度の緩さで。
そんな感じでここ1週間~10日ほど「しなやか」を心がけて運転しているんだけども、 毎日の通勤は距離や時間が短すぎて評価の対象に入らないっぽい。 でも、ちょっとでかけただけでもアベレージが上がるではありませんか。ある程度先を見越しつつブレーキ踏力やステアリング角度が一定になるようにすると「しなやか判定」になるっぽい。自覚はあったけど、ぼくは特にステアリング操作が急というか雑というか下手くそなんだね。i-DMのおかげでずっと苦手だと思ってた1速→2速のギクシャク感はかなり改善できたと思う。あとは無意識でもしなやかな操作になるように訓練するのみ。