レクイエミックでリリカルな調べ。

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シュリンク付きをゲット

クリスマス感も年末年始感も薄くなってしまった昨今でありますが、なぜかぼくは今シーズンはクリスマス関連の音楽を多めに聴いておりまして、今回紹介するのはその中の1枚『WINTER LOUNGE』なのであります。オリジナルの発売は1986年。杉真理(すぎ まさみち)を中心に、当時のCBSソニー所属のミュージシャンが「ALL STARS」として参加したアルバム。今までにボーナストラックを加えて何回かCDで再発売されたみたいだけど、すでに廃盤で入手不可。現状ではレコードの方が入手しやすい感じ?

Yellow Christmas(杉真理 with Pops All Stars)

A面1曲目の短いインストゥルメンタルに続いて始まる、ALL STARSの『Yellow Christmas』がこのアルバムのテーマ。恋人や友達とにぎやかに過ごす日本人(=イエロー)のクリスマス。「きっと今夜神様はコレクトコールで / なつかしい、この星に愛を送るよ(それがどうしたの?)」という歌詞にグッとくる(笑) インターネッツもスマートフォンもなかった時代、やっぱり電話の存在感がすごい。この曲は他にもEPOや飯島真理・浜田省吾・ 安部恭弘がゲストで呼ばれていて、それぞれちなんだ歌詞に思わずニンマリ。

長寿庵=サンタクロース?

それから須藤薫~PSY・S~Hi-Fi SETと来て、A面の最後はポール・マッカトニーの同名曲をなんとなく彷彿とさせるThe Dreamers名義の『Wonderful Christmas』。アカペラで盛り上がって終わるのかと思っていると、最後に長寿庵のカツ丼の出前が届く。どこまでも茶化してにぎやかに。B面のオープニングはややラテン系の南佳孝で。その後に続く楠瀬誠志郎の『Party’s over』と杉真理の『最後のメリー・クリスマス 』はシッポリと。このふたりは歌い方や声がよく似ていて、どっちがどっちなのかよくわからなくなってしまう。

歌詞では「X'mas」と書く

Pizzicato Vの『Kiss,Kiss,BANG! BANG!』…杉真理の音楽的ルーツである(?)アメリカのポップスやオールディーズとはちょっと毛色が違って、このアルバムの中ではなんだか新しい感じがしてしまう(笑) 短い『WINTER LOUNGE(Reprise)』からALL STARSの『くつ下の中の僕』へ。エンディングにふさわしいゆったりとした雰囲気。杉真理のソロバージョンがシングルのみで出たみたいだけど、YouTubeにも無いねぇ。この曲が終わるとみんなのおしゃべりが入っていて、そのおふざけ具合から、1986年(昭和61年)のはしゃいだ空気がただよってくる。希望のある時代だったんだなぁ。

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