一服の清涼剤。

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ジャマイカといえばレゲエ

『波〜サーフ・ブレイク・フロム・ジャマイカ』というレコードを入手いたしました。発売は1977年。これはいったいなんなのかというと、ズバリ「波の音だけのレコード」なのであります。名義は「THE SURF BREAK BAND」なんだけど、これはジャマイカの海岸?波?のことで、写真家の浅井新平が1976年にジャマイカのモンテゴ・ベイにナグラ4Sというレコーダーを持ち込んで録音したもの。したがって、これは浅井新平のレコード。

君ならどう聞く?
薄い緑で読みづらい

レコードのライナーにある本人の解説によると、ロンドンのレコード店で見たキャット・スティーブンスの『異邦人』のレコードジャケット(裏ジャケ?)がいいなぁと思ったけど悔しいからその日は買わなかった。3日後に買ったら中にジャマイカで撮られた写真の絵ハガキが入っていて、ミュージシャンに写真家がやられてしまったと思った。それならば、今度は写真家がレコードで人々にメッセージを送ってやろうじゃないか!ということで製作されたとのこと。

太陽を追いかけて カルロス・トシキ&オメガトライブ

ぼくが「波の音だけのレコード」に強く惹かれたのは、カルロス・トシキ&オメガトライブの『be yourself』に収録されている『太陽を追いかけて』という曲に、「冷えた缶ビール / 2、3の小説 / 波の音だけのレコード / 流れる時間」という歌詞があるから。そこかよ!(笑) まさか実在していたとはねぇ。

こういうのがトレンディーだったのか

「フリーにアドリブを繰り返して、宇宙の深遠を唄っている」A面に対して、B面は「THE SURF BREAK BAND+ONE」に名義が変わっていて、弾き始めてはやめるウクレレの音が入っている。これは「宇宙の深遠に人間の俗性のようなものを加えることを狙った」んだって。本人はA面に比べて劣ると言っているけれど、これはこれでおもしろい。このウクレレと各面の最後に入っているカモメの声は後から加えたものではないだろうか?

古さはあまり感じない

で、このレコードをどうするのかという話。なんだかんだで2回通して聴いたところでギブアップ(笑) 解説にもあるけど、これはバックで波の音を鳴らしておいて、そこに重ねてラジオを聴いたり、お気に入りの音楽を流したりするのが正しい(?)使い方なんだろうなー。あるいは読書とか。なんとこの「波の音だけのレコード」は、オリコンのLPチャートで最高19位、5万枚を売ったらしい。だからオークションにもたくさん出ているし、お値段もお安いのね。入手性が良くて助かった。

Surf Break from Jamaica – Surf Break Band + One

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