アイダホ州の州の果物。

ハックルベリー・フィンとは別

ハックルベリーというやつを、ジャムのレシピ付きで1kgほどいただきました。いつもありがとうございます。ハックルベリーとは何ぞやと調べてみたら、おおざっぱに「ツツジ科に属する数種の植物に対して使われる総称」であるとのこと。ということは、これが実際には何の実であるのかは不明。

まっくろくろすけ

とにかく洗いましょう! 水が濁らなくなるまで洗いながら、残っているヘタの部分を取り除いたりしつつ、これはいったいどんな味がするのかひとつ食べてみた。強烈なエグ味と独特な香りに不意打ちを食らってすぐに吐き出した。これ、ジャムになるんだろうか?

ここまでしないと食べられないってさー

レシピによると、ひとつまみの重曹を加えて鍋で10~15分ほど煮る…これで灰汁を抜くんですね? わかります。うちにあった重曹は「お料理に、お掃除に」って書いてあるから使っていいことにする。小さじ1杯くらいをぶち込んでみた。

バスクリンでこういうのあった
食べ物と思えないビジュアル

すると、なんということでしょう! 水が青くなってきたではありませんか。沸騰してくると鍋の中は緑の泡に包まれた。においも特に果実っぽさはなくて、もしかしたらこれは食べられないのかもしれないぞ、と思いはじめた。

中身はこうなっていたのか

15分煮てからボールで青い水が出なくなるまで濯いだあとがこんな感じ。一部は崩れてしまった。ちょっと煮過ぎたかもしれない。ここでもう1回味を確認してみたら、エグ味はなくなったものの、なんとも形容しがたい独特の風味は健在。大丈夫なのか、これ。

さっきの緑がウソのようだ

フライパンに移してちょっとつぶすと、鮮やかな紫色が出現。ジャムになるのかもしれない気がしてきたぞ。

一袋ドーン!

500gの砂糖と、大さじ2杯半ほどのレモン果汁をぶっこむ。果実自体には味がないから、ここでブルーベリージャム等々を加えてもいいとか書いてあるけど、あえてハックルベリーのみで。

結構な量ができた

2/3くらいまで煮詰めるっていうのを、1/3くらいまで煮詰めちゃって完成。味は…あー、おいしいのかどうかはわからないけど、ジャムとして成立してるわ。砂糖とレモン汁の味が基本で、後味に独特の風味が残るけどこれはこれでわかるような気がする。栄養価が高いみたいなので、有効に活用しましょう。

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