延命措置。

SSDは徐々に死んでいく

MYSTをやったらPCへの興味が戻ってきて、Windows 11に絡めて新調しようかと思って各方面をザッと眺めてみたんだけど今は時期が悪い。半導体不足やマイニング需要、もしかすると為替の影響もあるのかもしれないけどとにかく高いから、Windows 10のサポートが終わる2025年まで今のPCを延命することにした。

このPCはそもそもCPUがWindows 11に非対応

具体的に何をするかというと、256GBのNVMe M.2 SSDと、同じく256GBのSATAの2.5インチSSDの2本立てになっているストレージを1TBに1本化するのであります。このPCを買ったころはNVMeのSSDはまだまだ高かったから256GBのやつにして、写真や音楽はHDDに入れていた。その後NASに移行してHDDは廃止。そしてBIOSのアップデートに失敗してお亡くなりになったhpのPCから抜き取った2.5インチSSDがなんとなくのテンポラリードライブになっていた。

知らぬ間に消耗していた

CrystalDiskInfoというアプリでSSDの状態を確認してみると、NVMeのSSDは余命74%と表示される。5年も使ってるとそれなりに消耗するわけだ。2.5インチSSDはhpの特殊仕様なのか、書き込み量等々の読み出しができないらしく状態は不明。こっちはLightroomのカタログファイルを置いているから結構消耗しているはず。最近Lightroomの起動がやたら遅いとかたまに起動に失敗するのはこのSSDが寿命だからかもしれない。

体感できない差

以上を踏まえて1TBのSSDを選ぶことにする。NVMeはSATAの4倍以上速いけど実際に体感できるほどの大きなデータを扱うことはない。でもなー、延命措置とはいえ旧規格になりつつあるSATAを選ぶのもアレだし、お値段もさほど変わらないってことでやっぱりNVMeのSSDにすることにした。

「安心の5年保証」だっていうけども
新旧交代の図

最初はロマンを追い求めてハイエンドなSSDを眺めていた。が、いろいろと調べていくうちに、発熱の問題でヒートシンク必須とか、自分のPCの規格がPCIe 3.0までだったりすることが分かって、Western DigitalのWD Blue SN550(WDS100T2B0C)という”良識ある選択”に落ち着いた。ハイエンドとの違いはDRAMキャッシュがないこと。DRAMキャッシュがあると速度は上がるけど発熱の問題が出てくるのかな?

やはりSSDは寿命だった

ファームウェアのバージョンは「211210WD」
チップは「060945 1T00」でマレーシア製

今回はツクモでオーダーして翌日に到着。ワクチン接種の副反応(38℃)と闘いながらサクッと載せ替え完了。秘伝のたれ状態のWindows 10はクリーンインストールでリセットすることにして、回復ドライブと念のためインストールメディアを用意しておいた。回復ドライブから戻した結果はWindows 10だった(買ったときはWindows 8.1)けど、エプソンダイレクトのプロモーション入りだったから、インストールメディアからまっさらのWindows 10を入れ直して事なきを得た。

到着した日にAmazonのタイムセールで2,000円くらい安くなっていたり、 Western Digitalお得意の(?)告知なし仕様変更で、書き込みキャッシュが満タンになった時の書き込み速度が従来品の1/2になっているとか(ぼくのはどっちか不明)ありつつも、Lightroomの起動はかなり速くなったし、今までユーザーフォルダが別ドライブにあることによる諸々から解放されて快適になったからヨシ!とする。

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