伊勢崎あたりに灯がともる。

『伊勢佐木町ブルース』は100円で買った

青江三奈の『The Shadow Of Love 〜気がつけば別れ〜』という、1993年にニューヨークで録音してCDで発売されたアルバムを買いました。今までにも数回CDやレコードで再発売されていたものが、生誕80周年記念盤としてジャケットをオシャンティーにして登場。当時彼女は52歳。2000年に59歳で亡くなってしまっている。

うまいこと考えたなー

ライナーによると和製ヘレン・メリルということで、新装ジャケットはそれによく似た風味になっている。1993年のオリジナルジャケットよりも数段いいんだけど、このせいで内容を誤解してしまう人が増えそう。実際ぼくも渋めのジャズアルバムかと思って買ってみたらそうでもなくて、少々期待外れ的な感じもしてしまった。なんだろうなー、(今のところ)グッとくる感じがあんまりないんだよなー。

参加メンバーに「フレディー・コール」「グローバー・ワシントン, Jr.」「マル・ウォルドロン」の名前があるっていうのもウリのひとつ。選曲は日本人好みのスタンダードナンバーばかりだから聴きやすい。問題は『伊勢佐木町ブルース』で、これが『BOURBON STREET BLUES』と名を変えて英語の歌詞になっているのはいいとして、なぜか90年代初頭のフレンチ歌謡風味なのにズッコケた。打ち込みサウンドに乗る「ドゥドゥビドゥビドゥバドゥビドゥワー」がなんかビミョー。ジャズアルバムじゃないのかよ。

1993年のニューヨーク

最後にもう1曲『本牧ブルース』がマル・ウォルドロンのアレンジで『HONMOKU BLUES』として収録されている。これも歌詞は英語。このために他の曲があると言ったら言い過ぎかもしれないけど、このアルバムのハイライトは間違いなくこれだね。そんなわけで、アルバム全体の第一印象はあまりよくなかったけれど、しばらく時間をおいて”間違った期待”や先入観がなくなったころに聴き直したらわかるんじゃないかと思う。

ジャケットと同じサイズの帯

初回限定プレスで4,620円のレコードが出ているんだけど、このところ買った新譜レコードの品質があまりにもアレだから2,640円のCDを買いました。収録時間が56分だからレコードだと溝が浅くて音はそんなに良くなさそう。CDで買って正解だったな。とはいえ、CDでもとびきりいいわけでもなく普通の音質かな。

  1. 康晴 より:

    うおさん~こんばんは~お邪魔します。青江三奈の名盤がLPで復刻!!って知り、それまで知らなかったので、youtubeで視聴した所・・・何か違うと感じてスルーしました。イメージ的には、前に発売された八代亜紀「夜のアルバム」みたいかなぁとか想像し期待してましたがガックリ(言葉悪いですが・・・)これは好みですね。
    話変わりますが、杉山清貴&オメガ「AQUA CITY REMIX」お聴きになりました?個人的には10曲目のRe-Arranged ver.・・・あれは要らなかった・・・後の9曲は良いRe-Mixでした。音も太くなってました。

    うおさんへオススメの1曲!!(笑)Omoinotake「EVERBLUE」という曲です。最近の自分は新譜は全然、興味なくなってしまってるのですが、この曲のA-Bメロとサビにヤラれてしまいました。山下達郎風のファンクとサビの作りは林哲司コードだなぁって。サウンドはAOR風です。歌詞は・・・ですが。11月発売でアマゾンで予約してしまいました。是非、チェックして見て下さい。

    • うお より:

      康晴さん、どうも。

      青江三奈のこれは美空ひばりや江利チエミの方面と一緒だと思ってあえて聴かずに楽しみに待ってたんですが、よく考えてみれば録音の時代が違いました。期待してたものと違うだけで、内容的にはそれなりにいいものだと思います。八代亜紀のあれもジャズ風歌謡なのでジャズだと期待して聴いたら同じことかもしれません。

      オメガトライブのリミックはもちろん聴きました。10曲目に関しては激しく同意ですね。その上でさらにアルバム全体に憤りを感じております(笑) その辺りはまたブログに書く予定です。

      この前の西城秀樹とか今回の青江三奈とか、名前があるのにもかかわらず当時に売れなかったものっていうのは、やっぱりアレですね。いい勉強になりました。Omoinotakeは探してみます。いつもありがとうございます。

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