ユニゾンリサーチのSimply Italyを使う時は低域が膨らみ気味になる(はずだ)から、それを補うためにスピーカー(4312SE)のアッテネーターを両方とも「8」の位置にしている。テクニクスのSU-G700の時は標準とされる「5」に戻してたんだけど、ある日それだと音がこもっているように聴こえて「8」にしてみたらいい感じ。実はこの辺りが標準的なバランスなのかもしれない。
そんなこんなで、モデルチェンジのこともあってイマイチ感情移入できていなかったSU-G700が輝きを取り戻した(笑) 今度こそ骨の髄までしゃぶりつくそうじゃありませんか…というわけで再び内蔵のフォノイコライザーを使ってみることにした。MMのみに対応だからAU-300LC(MCトランス)を経由してDL-103をセットする。この辺りのことは去年の夏にも書いた。
ラックスマンのE-250よりもSU-G700の内蔵フォノイコの方が鮮度感があるというか、E-250がわずかにおとなしいという感想は前回と同じ。某有名ショップの「E-250は低域が膨らんでいる」というレビューを見た。SU-G700と比較してもそんなことないけどなぁ。AU-300LCとE-250の組み合わせではおとなしい感じはしないから、E-250の内蔵トランスがアレなのかもしれない。
以上を踏まえてフォノイコを入れ替えようか考えたけれど、そもそもそこまでちゃんとしたレコードを持っていないし、この先も入手性に難あり状態が続くだろうし、お手頃価格のフォノイコは選択肢が限られるから現状維持かなーと思いつつ、それなりのMCトランスを買ってみるのはどうだろうか、とちょっとだけ考えている。買わないけど(笑)