ある
『ハリー細野&ティン・パン・アレー・イン・中華街』のレコードを購入せしめました。細野晴臣の「パラダイス・ツアー」のプロモーションとして横浜の中華街で1976年に開催された、業界向けコンペティション・ライブの音源。2007年のBOXセットに収録されていたものと基本的に同じながら、今回は新しく発見されたステレオ音源でのリリースでございます。



ライナーはこのライブを取り仕切った長門芳郎氏によるもので、ライブには音楽媒体や有力ディーラーのほか、ファッション、文学など異分野のオピニオンリーダー的な人たちも含めて80人ほどが招待されたとのこと。バンドは『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』のレコーディングに参加したメンバーを中心に、坂本龍一が(佐藤博の代わりに)参加しているのが歴史的瞬間ですなぁ。溌剌とした細野晴臣のボーカルやバシッと決まったバンドの連携に若さを感じるのと、ここで『ファイヤー・クラッカー』を演奏してるのがまたまた歴史的瞬間。
今回このレコードの発売を知ったのが大阪に行ってる時で、帰ってきたらタワレコもHMVも売り切れだったから、サードオピニオン的なお店にオーダーしたんですけど、ジャケットの角つぶれと天井抜け寸前と盤の歪みというトリプルパンチでだいぶ萎えた。お店の注意書きに入荷時点で角打ちの物があるから交換等対応できないという説明はあるけれど、そういうのを通販にまわしてるんだろうなぁ、悔しいけどしょうがない。
ない
もう1枚は、杉本喜代志の『L.A.Master』でございます。オリジナルの発売は1978年。最近の日本フュージョンブームで再発売された1枚。例によってタワレコの発送しましたメールで注文したことを思い出したものの、どういう経緯でこれを知って(3月に)注文したのか全く覚えていない。


「クリア・スカイブルー・ヴァイナル」と銘打った透き通ったレコード。海外で人気があるらしく、日本のフュージョンはつまり海外で流行ってるって話なんでしょうな。

金澤寿和氏のライナーによると、杉本喜代志は1942年・静岡生まれのギタリストで、1960年にプロデビュー。ジャズをやりつつ歌謡曲・演歌・ポップス・サントラやアニメ方面と何でもこなす。この人もやはりメリケンに渡って修行して、『L.A.Master』は帰国してからの2作目。日本のフュージョンというとスッキリサラサラのイメージを勝手に持っているんだけど、予想外にファンクテイストでいい感じ。フュージョンという言葉が出てくる前のクロス・オーバー・サウンド。70年代って感じがするわー。







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