お金で解決。


やたらめったら仕事が立て込んでおりまして、それを乗り切るためのアレでグラフィックボードを買い替えました。「GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC」というNVIDIAのGeForce GTX 1060が載ったやつ。去年の11月に導入した「SAPPHIRE SA-RX470-4GD5OC001」は、オリンパスの純正RAW現像ソフト「OLYMPUS Viewer 3」で黄色の境界に緑のブロックノイズが出る件がマイナー&ニッチ過ぎて解決の見込みがないこと、AdobeのLightroomが落ちるのが一向に修正されない等々で、さすがに愛想が尽きた。Radeonのドライバーは、一旦直った不具合がその後のバージョンアップで復活することもあるしね。


グラフィックボードは自作系PCの花形で、最近ではかなり高級なやつもあったりしてとにかく演出過剰気味。ファンが空回りしないためのシールとか、スロットのカバーなんていらないと思うけどなぁ。全体の質感はいいけど、デザインそのものがアレ。実用一点張りでいいのに。


RAW現像に使うだけだからここまでのものは必要ないんだろうけど、PC全体の性能として今までのRadeon RX 470を下回るのが許せなかったのと、メモリースロットと干渉しないコンパクトなもの、そして何よりも現実的なお値段であることが今回の選択基準。


それでもメモリースロットの辺りまで来る長さ。バックプレートとかいう飾り板がないお陰で、インストールは滞りなく完了。


Radeonとの比較。シロッコファンで吸い込んだ空気が密閉された外装の中を通って、コネクタ側からケース外に排出されるっていうところはRadeonの方が好きなんだけど、今回のGeForceの方がファンの音が静か。Radeonは動作中のチリチリ音(コイル鳴き?)もあったし。


裏側から見ると基盤の長さはほぼ同じ。Radeonはシロッコファンの部分が飛び出してるだけだった。あとはこのバックプレートだよねー。グラフィックボードの過剰装飾はなんとかならないものか。


そして肝心の「OLYMPUS Viewer 3」でどうかというと、緑のブロックノイズ問題は解決。やっぱりRadeonのドライバーの問題だった。同じ写真フォルダを使ったRAW→JPEGの書き出しテストでは、GeForceは73枚で6分9秒。1枚あたり5.1秒弱。Radeonは70枚で7分58秒だったから1枚あたり6.8秒ちょっと。GeForce GTX 1060の方がRadeon RX 470よりも格上だから当然といえば当然かもしれない。以上をまとめると、長いものには巻かれろ。こちらからは以上です。

タイトルとURLをコピーしました