1月2日。なんだかんだ言いながらもカンボジア旅行最終日。今日の夜には荷物をまとめて日本に帰る。朝7時半にホテルを出発。途中でマイクロバスに乗り換えて「タ・プロム」に到着。
午前中の空いているうちにサッと見て回ろうという作戦。崩れたままの入り口の門をくぐってGO!
目の前に現れたのは大きな木の生えた建物。なるほど、そういうことですか。ガイドさんによると、遺跡に絡みついている木はこれ以上生長しないように「止められている」ってことなんだけど、枯れているわけではないみたい。
裏側はこんな風に。ちょっと前に剪定したとかなんとか。なにか危険な状況だったのかもしれないね。
中国がタ・プロム修復に名乗りを上げているけれど、ここは木に埋もれている風情もいいからどうするか検討中だって。
土を求めて伸びていく根。石の隙間や穴に落ちた種から芽が出る。
どうしても木に目が行ってしまうけれど、ここにもレリーフがある。
タ・プロムは回廊以外はほぼ発見された当時のままってことなんだけど、ここまで成長するのにどのくらいの時間がかかっているんだろう?
見上げるとこの木だけ葉っぱがない。成長が止められているね。
胸を叩くと反響するという場所。ここでは世界中のみんながゴリラになる。誰かがやってくれるのを聞くのがいいかもしれない(ウホウホ)
グッとくる遺跡感。やっぱりここはこのままにしておくのがよろしいな。
木の根が像の顔の部分をよけているっていう、ガイドブックに載ってる有名なやつ。スマホだとちょっとわかんないかもしれないけど、レンズ的にこの辺が限界。
これもまた芸術的! 血管みたい。ここも人気の撮影スポットで、人がいなくなった一瞬の隙を狙って。
遺跡に沿って地面に垂れ下がっている枝というのか根というのかが、重なってくっついている。こういう木は日本ではあんまり見ないから余計におもしろく感じるのかもしれない。横方向に伸びてるのは一体何を求めているんだろうか?
あっという間に反対側の門に到着。
入ってきた方では崩れてしまっていた門。上部がアンコール・トムと同じように四面仏になっている。タ・プロムはこれでおしまい。マイクロバスに戻って、次の場所へ向かうのであります。