パチンコ屋と韓国風居酒屋を後にして向かったのは、約2年前におじゃました「サンパークホテル」。でもその前に、北野武のカレー屋として有名なこの建物も見ておくことにしようじゃありませんか。前の時はこの駐車場に放置車両があったのに、きれいに片付けられてる。
「北野印度会社」の看板を確認。現役のころを知らないからアレなんだけど、「CABIN」っていうのが店名なのかな? それともCABINの中にカレー屋があったのかな? 1階はお土産屋だったってことは、CABINの中に北野印度会社があったというのが正解かも?
ちょっとだけおじゃましてみますか。階段は大丈夫だったけど、コンクリートでできていると思われる床が波打っていて怖い。雨がしみこんだり、冬場はそれが凍ったりして内部的にスカスカになっているのかもしれない。
入り口の扉は鍵がかかっていて開かなかった。中は基本的に空っぽ。壁に「特製ビーフシチュー 1,500円」の張り紙だけが残されている。ビーフカレーじゃないのかよ。
それにしてもお金がかかっている感じの建物。「FARMERS’ CURRY CABIN KIYOSATO」と書かれている…直訳すると「農民のカレー・キャビン・清里」。やっぱり全体的にカレー屋だったのかもしれない。2階がカレーで1階はタレントショップ的なものだったのかも?
これ以上は行けるところがないから撤収。途中の踊り場で松の木が育っていた。
さてさて、本命のサンパークホテルに向かうとしよう。CABINの裏手に入り口があるから、道路沿いにぐるっと回り込む。屋根の形からどうしてもそうなるんだろうけど、裏側は雨漏りしてるっぽい。雪解けの水が流れ落ちている。
そして目の前に現れたのは真新しいバリケード! パチンコ屋のバリケードが新しかったり、駐車場の廃車が片付けられたりしていたからイヤな予感はしていたんだけども、そうですかー。
この付近で一斉に対策したような雰囲気。行ってないけど、「キャデラックハウス」もダメかもわからんね。ぼくみたいな素人がフラッとその辺の廃墟に入っていい時代は終わった。このバリケードを見たときにそう思った。お隣の「ホテルサンライズ」にも新しい鎖が出現。そろそろ潮時。