消極的選択。


2005年から使ってきたキヤノンのインクジェットプリンターがついにダメになった。イエローと特にシアン(青)のノズルがかすれ気味で、ヘッドクリーニングをしてもダメ。もうずいぶん長いこと使ったし、買い置きのインクカートリッジもちょうどなくなったところだから、買い替えようかなぁなんて思って最近の機種を調べてみたら、インクの容量が少なくなってお値段ほぼ据え置き→実質値上げという状況に愕然とする。

iP4100をなんとか直せないものかと思って交換ヘッドを探してみたら、結構前にヘッドの販売はしないという事になったらしくすでに手遅れ。キヤノンのサポートに修理の問い合わせをしてみたら、部品交換の必要な修理は 2010年の6月で終了とのこと。自分でヘッドをクリーニングするという選択肢もあったけど、もう面倒になっちゃったのと、複合機のお手軽コピー機能が欲しいなんて思ったりして、やっぱり買い換えようかと。

そんなこんなで候補に挙がったのは、キヤノンのMG6230とエプソンのEP-804Aという定番の2機種。キヤノンは顔料インクの黒で普通紙にモノクロ印刷するのが得意なのと、厚物やハガキ印刷に便利な背面給紙がある。エプソンは6色インクで写真印刷がキレイ。フロントパネルから操作できてデザインスッキリ。おまけにCDやDVDのレーベル印刷用トレーが本体内蔵式。

ここで3日ほど悩んでいたところに、インクが1色少ないキヤノンのMG5330という伏兵が現れて一気に決着。 今インクジェットプリンターに一番求められているもの…それはやっぱり印刷コストの削減じゃないだろうか。キレイに印刷できるに越したことは無いんだけど、今までiP4100の5色インクでも十分だったし、モニターのキャリブレーションもキッチリやってないし、カラープロファイルも作れないような状況で、何色ものインクは宝の持ち腐れ。

というわけで、開封の儀からいろいろ書こうと思ったけど気分が乗らず、さらにこうやって文章を打ってると振動が伝わって、建て付けの悪い部分がチリチリチリチリうるせぇなぁ。プリンターは動いてない時間の方が長いんだから、使ってないときの静粛性を考えてよ。今回のプリンター買い替えは、消去法でこれが一番燃費いいかなってだけで、全然ワクワク感が無い。

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