ポイントを教えてもらう。


銚子最終日、後編。非常にありがたい気持ちで訪れたのが「ケネディー電気」。その存在は知っていたけれど、まさか自分が訪れることになるとは。撮影の承諾を得るために社長を探す…オフィスにはいないようだ。あたりをウロウロしていると建物の間で遭遇。

「君たち、インターネット見て来たの?」「えぇ、そうです。」「撮影のポイントを教えてあげるから、オフィスへいらっしゃい。」という感じで、事務所でサイダーをいただきながらしばし雑談。写真は店名の由来になったというエピソードのあるNASAのバッジ(本物)を、誇らしげに見せてくれている社長。

そして、社長の撮影ポイントのレクチャーが始まる。ここはビジュアル系バンドのPVの撮影や、テレビ・雑誌の取材が頻繁に来ているらしく、「ここでこう撮った。」というのをいちいちやらされる。どんどんエスカレートしていって、半ば強制的に写真を撮らされたり、結局最後まで自由に撮影することは許されなかった(笑) だから写真の大半は友人が写っていて、ここでは公開できないのであった。

本業は、壊れた電気製品を修理して売るというリサイクル業とのこと。撮影にはひとり1,000円のお布施が必要なことを注意しておこう。

ケネディー電気のパワーに圧倒されてお昼を食べ損なった。またまたレトロな自販機のある「オートーパーラー シオヤ」でおやつ程度になつかしのチーズバーガー。昔はサービスエリアみたいなところで、よく見かけた気がするけど、最近は絶滅危惧種。

最後は、成田空港のど真ん中にある「東峰神社」へ。両側を高い壁に挟まれた何もない通路を歩いて行くと、奥にその神社がある。空港闘争と切り離せない場所らしく、機動隊がいて職務質問を受けることがあるそうで、友人はそれを狙って連れて行ってくれたみたいだけど、残念ながら誰もいなかった。

壁の上には人感センサーがびっちりと設置されている。僕たちがこの通路を出て、一般の道路に戻って歩いている途中で機動隊のクルマが走ってきた。その後、近くのコンビニに止めたクルマに乗り込んで、神社の入口の前を通ったら、やっぱり機動隊のクルマが止まっていたのであります。そのまま友人を最寄りの駅に下ろして、僕は帰途に着くのでした。めでたしめでたし。(初日の「ヒゲタしょうゆ」忘れてたなぁ。また今度。)

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