正統派。

何もかもが懐かしい
去年の暮れあたりに、T-POINTだとかPontaカードだとかを全部退会して、そうするとそういうのが会員カードになっているレンタルサービスが使えなくなるのかどうかはわからないけど、とりあえずCDレンタルもやめてみた。そんなに聴きたいわけでもないものを毎月の規定枚数なり、送料のめいっぱいまで詰め込んで借りたところで、結局全然聴かないんだよね。Apple MusicやAmazonの定額の音楽配信サービスも同じで、せっかくお金と時間をかけるなら、量よりも(自分にとっての)質に振っていくことにしようかなぁ、と。

悪名高きアルファレコード!
レコードは冬場は音があんまり良くないし、とりあえず一段落してしまったし、ハイレゾは相変わらず中身がいい加減なものが多いしってことで、CDに戻ってきてしまった。新品じゃなくて、安い中古を中心にパラパラと買ってみたりしているところ。そんな中で最近のヒットはケニー・ドリュー・トリオの『Impressions』
https://youtu.be/Uoo9VG60iSs
ぼくがこれを初めて聴いたのは発売から5年が経過した1993年辺りだったと思う。当時は愛知にいて、勤務先でジャズとビートルズが好きだという話をしたら、事務員さんの旦那さんがオススメだってことで貸してくれて、DATに録音して聴きまくった。邦題の『パリ北駅着、印象』っていうのと、このジャケットの相乗効果で女性向け→軟派なジャズみたいな雰囲気もあったような記憶があるけど、今こうやって聴きなおしてみると、スウィング感がすごくいいね。オーディオ的な音もなかなかのもの。当時ジャズを聴き始めたばかりのぼくが、ジャズにのめり込んでいくきっかけになった1枚。あのころのように、いろんな先入観なしで聴けたらもっといいのに。

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