ラーメン屋を出て、須坂市動物園に到着したのはちょうどお昼くらい。雨が本降りになってきたから、折りたたみ傘を装備。せっかく1日ずらしたのに雨かよー。お昼時+雨でほとんど誰もいなくなった園内を歩いて南園に到着。シャツ1枚では寒いってことで、パーカーを取りにクルマに戻ってついでに雨宿り。
13時くらいには雨が上がって活動再開。入ってすぐのところにいるカンムリヅルのカンちゃん。動きが速いのと細かい網に阻まれて毎回うまく撮れなかったのが、今回はマニュアルフォーカスでバシッと。グレーの羽のグラデーションがきれい。
今回の最大のお楽しみだったコミミズクのコミちゃんにご対面。15cmくらいしかないのかなー。色んな人の顔を見ているのか、頭だけがクルクルと動く。
小さな”うかく”以外は、全体的にホンドフクロウのホーちゃんとよく似ている。
そのホーちゃんはお隣にいらっしゃいました。完全に達観した様子で、毛づくろいはするけれどそれ以外は完全に不動。目もほとんど閉じたまま。さらにお隣にノスリがいて、ここの3羽はケガで野生に戻れないからここで保護しているという説明がついた。
元々のホーちゃんがいたところは空き家になってた。
南園と北園を行ったり来たり。最近ではめっきり見かけなくなったスズメもいらっしゃいまして、さり気なくこちらの様子を伺っております。
天気も良くなって、気がついてみたら結構な混み具合い。ヒツジの毛刈り体験イベントを遠巻きに眺める。バリカンでやるのだとばっかり思っていたら、糸切りバサミの大きなやつでジャキッ、ジャキッっとやってた。ヒツジが全く嫌がらないのが不思議。
乗馬体験イベントの行列の向かいで日向ぼっこ中のロバ。お散歩で疲れたんですね、わかります。
南園の奥の方では、ヤギが柵に付いた雨水をベロベロ。ここにいた黒いヤギの十兵衛はいなくなっていた。他にもツキノワグマやタヌキ等々が世代交代してた。みんなかなりの長寿さんだったからねぇ。
近くではトナカイがベニヤ板に染み込んだ雨水をベロベロ。角は成長中。これが毎年生え替わるってすごいよねぇ。
北園に戻ってきたら、ワオキツネザルがロープの結び目に溜まった雨水をベロベロ。みんな頭いいなぁ。
ホンドギツネも見やすいところにお引越し。それにしてもねー、本当にキツネはニオイがアレ。お隣のタヌキのせいにしてる人もいたけど、犯人はホンドギツネのエリザベスだから!
2年ぶりに来てみて大きく変わったのは、鳥の地位が向上したこと(笑) ペンギンのプールの横に並べられていた鳥小屋的なものが解体されて、そこにいた鳥たちは南園でみんな一緒に暮らせるようになっていた。北園と南園を何回か往復しつつ、道路がこみはじめる前に帰還。