オリジナルがCD。

90年代が30年前に

尾崎亜美のCDを買いました。まずは『POINTS-3』なんですけど、これは他の人に提供した曲をセルフカバーしたアルバムでございます。もちろん『POINTS』『POINTS-2』も存在していて、そっちはレコードで聴いておりますが、この『POINTS-3』は発売が1992年3月だからレコードは存在しない。

なんで「AMII」なんだろうか? 「アミー」?

尾崎亜美は提供した曲が有名だったりする事が多い。みんな知ってる杏里の『オリビアを聴きながら』とか、松田聖子の『天使のウィンク』とか『ボーイの季節』などなど。今回のこのアルバムは観月ありさが歌った曲が多め。ハイライトはもちろん『伝説の少女』でしょうなぁ。尾崎亜美はアイドルソング歌ってもアイドルに引けを取らないというか、違和感がないのがよろしいな。

で、この中に『風の中で』という曲があって、これも観月ありさが歌ったらしいんだけど、何やら『超少女REIKO』という映画の主題歌という話で調べてみたところ、YouTubeに中国語字幕が付いたのがありまして…学園ホラーだと思って見始めたらサイキックバトルだったという、なかなかオレ様好みのC級案件でありました(笑) 島崎和歌子がお嬢様言葉の生徒会副会長役とか、見どころ満載よ。

7曲・35分

このCD、なかなか音が良い
ライナーは刀1本!

もう1枚は『初陣』というアルバムで、名義は「桃姫BAND」。発売は同じく1992年の12月。鈴木茂・佐藤準・富田素弘・松武秀樹・山本秀夫・小原礼・今剛・桃姫=尾崎亜美という錚々たるメンバーのバンド。このセンスは後に夫となる小原礼によるものかなー。

ここでは洋楽ロックのスタンダードナンバーをカバーしているんだけど、『POINTS-3』とは打って変わってドスの利いたロックンローラーになっているではありませんか。すごい振れ幅。そんなこんなで、実は彼女のレコードを見かけるたびに買うくらいハマっている。エキセントリックな世界観にはついていけないこともあるんだけどね。

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