オークションで買った西城秀樹のレコード『GENTLE・A MAN』がお椀型に反っているのとヘリが波打っていた件について、盤反り修正サービスを利用してほぼ問題ないレベルまで回復いたしました、のお知らせ。
練馬辺りにある「BBQ Records」というお店がそのサービスをやっていて、1回のオーダーで2枚まで、お値段は1,100円(税込)なんだけども、返送料が900円かかって合計は2,000円。こっちからお店に送る分の送料が950円だったから、レコード1枚当たり約1,500円の計算。果たしてこれに見合うだけの価値があるレコードなのかが悩みどころ。
直さなくても再生できるからそのまま聴いてたんだけど、常にアームが上下しているのが気になるし、サブソニックがすごいからフォノイコライザーのローカットをオンにして、B面は凸状に盛り上がるからスタビライザーをセットして…というのをやらなくてもいいっちゃあいいんだけど、落ち着かないんだよねー。このレコードは買い直すと盤反り修正サービスよりも高いし、盤はあんまり再生されていないであろうきれいな状態だからなんとか活かしたい。
1枚だけ送っても1,100円かかるわけで、だったらもう1枚お願いしましょうということで白羽の矢を立てたのが、尾崎亜美の『Air Kiss』。かなり前の某レコードフェアで、いくつかあった中でちょっと高い「見本盤」を選んで意気揚々と帰宅したら反っていてとってもガッカリした記憶が消えない1枚(笑) 他に反っていたやつをいくつか確認してみたら、(平日昼間は)エアコン無しの夏とキチキチに詰めておいたせいなのか、気にならないレベルまで直っていた。あるいは記憶の中で反りが大きくなっていたのかも?
日曜日に発送して翌週の水曜日に帰還。10日くらいかかったって事かな。実はこのサービス、2019年にも利用していて、その時よりも仕上がりがいいような気がする。レコードの反り具合や場所・状態によって直りにくいものもあるみたいだから、今回は相性が良かったのかもしれない。反っているレコードを黙って売るような人や店には、全身の皮が裏返る呪いをかけたのでよろしくお願いします。
素人感丸出し
今回の動画はGalaxy S24で撮影してiPadのLumaFusionで編集した。かなり前に「iPadで全部やるぞ!」と盛り上がっていた時に買ってはみたものの、世の中の大半の人は動画編集なんかしないわけで。使わない間にDaVinci Resolveという無料アプリが台頭してきてモヤモヤしたものを感じつつも、ようやく日の目を見た。それにしてもセンスがないというか、素人感丸出しな仕上がりでアレ。
うおさん、こんばんは。レコード盤のソリですか・・・
この時期はもう出来ませんが、夏場に簡単に自力で治す方法ありますよ。
ガラス板、ちょっと厚みが有るのが良いです。
正方形40cmを2枚。ホームセンターなどで購入し、反った盤をガラス板でサンドイッチにし、
2㎏ぐらいの重りを中心に置き、日中、暑くて日差しが凄い日に半日干す。
時間が有れば、裏返しながら両面すると効果的。
自分は、これで何枚も反った中古レコード復活しましたよ。音質も変わりません。
カラーレコードも大丈夫です。
しかし、業者に頼むと、たった1枚が1100円ですか・・・凄い商売を・・・
レコード盤を低温アイロンのようなので数時間、盤を挟むだけなのに・・・
この時期は無理ですが、来年の夏に反ったレコードで困りましたら一度、試してみて下さい。
康晴さん、ありがとうございます。
そうなんですよねー、ガラス板で挟んでやる方法がメジャーですよね。海外だとガラス板+オーブンでやる人もいるとか。日本ではレコードが入る大きなオーブンを持っている家はそうそうないでしょう。実はぼくも使えそうなガラス板を持っていながら、なんとなくうまくいかないような予感がして挑戦していませんでした。次の夏に挑戦してみようと思います(笑)
修正サービス、ここはレコード2枚まで1,100円ですが、もう1カ所やってるところは1枚1,800円でした。他にもレコードを1枚でも買えば修正機を無料で使わせてくれる店も見つけましたが、実店舗でのやりとり限定の話みたいで。
修正機は10万円くらいするので、設備を遊ばせておくならこういう方法で稼いでもらうってのもなかなかのアイディアだと思います。ぼくみたいにせっかちで夏まで待てないとか、そもそもレコードを天日に当てられる場所や時間が無い人にはいいのかもしれません。
それと、今回のエントリーは2019年のリベンジという意味合いもあります(笑) 当時は修正前の動画がうまく撮影できてなくてボツになりました。