若さゆえ。

こういう感じのアルバム
1989年当時高校生であったぼくは、中学の頃から引き続き教授こと坂本龍一を追いかけておりました。ビールのCMに使われていた『UNDO』という曲のシングルを買い、『Gruppo Musicale』というベスト盤的なアルバムに取り憑かれ、そしてその後1990年の『Beauty』でものすごくがっかりした記憶がある(笑) ラスト・エンペラーのテーマやUNDOにも感じるどこかの民族音楽的な雰囲気に浸っていたところに、予想外の沖縄民謡。

[youtube http://youtu.be/gq86B7PHvO4]
民謡以外でも、大好きだったUNDOは変なボーカルが加えられて『Amore』って曲になっちゃってるし、まぁとにかく当時のぼくにはハードルの高い作品であった事は間違いない。そして時間は流れて流れて流れて、自宅を建てるのと当時にCDを整理して売ってしまったんだけども、最近やたらと聴きたくなってお取り寄せしてみたら、なんだすごくいいじゃんという話。上京して1年間だけ寮にいた時に、沖縄の人と仲良くなるきっかけになったりとか、いろんなことを思い出しつつも、沖縄民謡のは今聴くとちょっと陳腐かもしれない。

[youtube http://youtu.be/32eOECAT5E0]
ユーッスー・ンドゥールとの相性は最高なのに、どうしてこれを当時理解できなかったのか理解に苦しむ。そういえばユッスーのCDも売ってしまったんだった。そして今やっと、このアルバムにはビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが参加していることを知る。いろんなところがつながってるんだなー。

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