ここ何回かのこのブログの更新は、写真の読み込み・書き出しから文章の作成まで含めて完全にiPadのみでやっております。iPadOSや各種アプリケーションがバージョンナップ等々でこなれてきたのか、以前に比べると快適にいろいろできるようになった。それでも普通のPCに比べると効率が悪いのがアレ。2025年10月のWindows 10のサポート終了までにiPadで全てをこなせるようにしておきたいと思って、ブログ更新以外の細々したところの実験に明け暮れております。
11インチ
作業効率に大きく影響する画面サイズは、デスクトップPCで使ってるモニターに接続することでいい感じになった。が、ミッションコントロールとかいうタスク切り替えの仕組みが、見栄え重視なのか「コレジャナイ感」強め。今後の進化に期待したい。入力デバイスは、デスクトップPCで使っているマイクロソフト製のBluetoothキーボードと、いつぞや買ってあんまり使ってなかったアップル純正のMagic Trackpadを組み合わせで事なきを得た。なんならロジクールのトラックボールもつながる。音声が外部モニター内蔵のしょぼいスピーカーから出てしまう件は、同じくデスクトップPCで使っているBOSEのスピーカーを外部モニターのヘッドホン端子に繋いで解決。
VPNで
たまにある仕事の進捗具合やトラブル状況の確認のために、会社のWindows PCにリモートデスクトップで接続したい。調べてみたらなんとマイクロソフト純正のリモートデスクトップアプリがあって、これにVPN環境を構築するTailscaleというアプリを組み合わせてサクッと実現した。
外部ディスプレイに接続しても最大化できないというアレがあるものの、状況の確認なら快適にこなせる。TailscaleはアプリでVPN接続を「ストップ」にしてもバッテリー消費しまくりで以前に1回使うのをあきらめたことがあったんだけど、これだとVPN接続自体は動いたままだったことが判明した。iPadの設定からVPNを「未接続」にすればOK。
ジャケット読み込み
CDをリッピングしてジャケット(アートワーク)を貼り付けたいってことで、スキャナーが使えないものかと思っていたところ、キヤノンのプリンターについてるやつが専用アプリから使えるようになっていた。残念ながらフィルムをスキャンするために大昔に買ったEPSONのGT-X750はダメっぽい。まぁまぁ古いから仕方がないか。
読み込んだらPhotoshop for iPadで…と行きたいところだけど、これが超絶使いにくくてアレだから、Affinity Photo 2というのを試用中。ホトチョップに限ったことじゃないけど、いわゆるiPadネイティブではないアプリはイマイチ使い勝手が良くないのがなー。
思考停止
ジャケット画像はなんとかなったのに、肝心の音楽CDのリッピングや作成はダメ。この先も絶望的。CDもほとんど買わなくなってるし、最悪USBのCD/DVDドライブを会社のPCに繋いでリッピングすればOKかなー。あるいは全く逆にiPadをやめてSurface Proにするとか。そうなると今度はAppleMusicがうまく行かない事になってしまうし(現状でハイレゾ再生NG)、Surface Proは今まで2回買って2回ともすぐに手放しているし。毎回ここまで考えて答えが出ないまま(笑)
分断
最近復帰したAppleMusicなんですが、オーディオとの連携はiPadをUSBケーブルでSU-G700(アンプ)に接続するという方式しかなくて、でもこれだとSimply Italy(真空管アンプ)にしたときに、AppleMusicを聴くことができないわけで、それならばデスクトップPCで使っているローランドのUA-M10(モバイルDAC)をiPadに繋げばOKと思っていた時期がぼくにもありました。
結果はNG。通電するけどiPadからは認識されない。Pixel 7aにも繋いでみたけどやっぱりだめ。その後、メーカーのFAQで「使えません」という文字を発見してしまった。SU-G700にプリアウトはあるけどフルデジタルアンプだから原理的にアナログ入力のソースしか出力できないし、Simply Italyは現役引退かもしれない。売らないけどね(笑)
哀悼の意を表します
話はだいぶ変わって、ここのところお世話になっていたオーディオショップの創業者が今年の2月に亡くなっていたことを知った。2012年に初めておじゃましてチャック・マンジョーネをレコードで聴かせてもらったのを強烈に覚えている。その後2017年にJBLの4312SEを買った時はちょっと多めに値引きをしてもらった。その後もSimply Italyの修理でお店に行った時やオーディオフェアで見かけて、普通に元気そうだったんだけどなー。