ホテルは替わっても、朝食は0階のレストランでバイキング。ドイツの人はベーグルやパンをナイフでうまくスライスして、サンドイッチにしたりジャムを盛ったり…
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(寒くないですか?)
ドイツ滞在4日目にしてやっと晴れ。2階建ての電車の2階(というかドイツ流では1階?)に陣取って、一路ブレーメンへ。車窓からの眺めが気持ちいい。
(ブレーメン中央駅 / 石畳と軌道敷)
ブレーメン中央駅を出ると、宝くじ売り場らしき小さな赤い小屋が並んでいて、その向こうのトラムの軌道敷を人の流れに混ざって渡る。石畳の商店街的なところを進んでいくと、建物の切れ目から三角屋根が見えた。
(見えた! / ここで買わないと「後で」は無い)
中央の広場でブレーメングッズを売っていたり、どういうわけかコンパクトカーが展示されていたりして、さて現在地を確認…と思ったところで視線を感じてその方向を見てみると…有名なブレーメンの音楽隊の像を発見!
(ブレーメンの音楽隊発見! / ゲッシーも仲間入り)
想像よりもはるかに地味にひっそり。足を触ると願い事が叶うとか、幸せになれるとかいう事になっているらしい。
(ホワイトアスパラの季節 / なぜかフランス国旗が)
ぼく達よりも先に発見していた日本人カップルにシャッターを頼まれる。ちなみにカメラはキヤノンのS90だった。
(どこかで見た景色 / 指一本通らない金網)
ふらりと入った聖堂の中にオジサンが立っていて、「登るならひとり1ユーロだよ。」と声をかけてきた関係で、予定外に聖堂を登ることになってしまった。去年のケルン大聖堂の悪夢がよみがえる。苦労して登り切ったものの、厳重な金網に阻まれてあんまり良くない眺め。ここでも日本人に遭遇。
(一番右がチョコレートの店 / NEU)
聖堂を脱出した後は、チョコレートの店によったり、「ブレーマー・レーツケラー」という有名なお店でワインを選んだり。
(入るのに勇気がいるなぁ / お店の中はこんな感じ)
地下がオシャレなレストランになっていて、上のワイン売り場に入るのもかなり勇気が要ったけど、入ってみたらフレンドリーなおばちゃんがオススメを教えてくれたりしてホッと一安心。
(ハンブルグ中央駅)
買い物を済ませた後はまたまた電車に乗ってハンブルグへ。ハンブルグ中央駅は年季が入っていて、慣れるまではちょっと怖い感じ。
(あれは市庁舎か聖堂か…迷い中)
ビートルズも来たことがあるという「オールド・コマーシャル・ルームでお昼を食べる」という目的に向かって歩き出したものの、聖堂と市庁舎の区別が付かず、どっちに向かっていったいいのか迷っていたら、親切なファミリーが助けてくれた。
(おじさんの絵のある丸い看板 / 日本のビールに近いかも)
オールド・コマーシャル・ルームは老舗の雰囲気と、お昼を結構すぎた時間で入りづらかったけど、入ってみたらノリのいいウェイターのおじさんが対応してくれて命拾い。名物の「Labskaus」ともうひとつはメニューから適当に魚料理を指さす。そして「JEVER」というドイツビール。
(これがLabskausだ! / 酸っぱいニシン)
「Labskaus」はコンビーフの上に目玉焼きが乗ってる感じでおいしかった。魚料理はニシンの酢漬けにインゲンの炒め物添えといった内容でかなりしょっぱかった。ここにきてやっとドイツのビールはおいしいと思った。店内はアンティークですてき。
ひとつうまくいくとひとつ失敗する…お会計でチップをどうするかふたりで話し合って、おつりは要らないって言えばOKという結論に達したんだけど、予想外にノリのいいおじさんは丁寧におつりをくれちゃったもんだから、そのまま受け取ってしまった。そのせいかお店を出る時にはおじさんの姿は見えなかった。本当に申し訳ないことをしてしまったなぁ。
(こっちが市庁舎)
向かいにある教会で懺悔をしてから(?)、倉庫街のある港方面に向かって歩く。地図で何度も自分たちの居場所を確認しつつ、迷いながらも止めてある車を眺めつつ、なんとかそれらしき場所までたどり着いた。
(隣の橋は工事中で大回り)
船が入れるように掘った運河沿いにびっしりと煉瓦の建物が並んでいて、今は倉庫としてではなく店舗やオフィスとして使われている様子。
(煉瓦の建物 / 運河沿いにずっと向こうまで)
倉庫街を川沿いに歩く。ハンブルグ港はエルベ川をさかのぼったところにある港なんだけど大きな船が見えて、すぐそこが海なんじゃないかと思わせる。港沿い歩いたけどもちろん海は見えず。
(ハンブルグ港 / これでも川)
結局2駅分くらい歩いて、事前に買っておいたUバーン(地下鉄)の切符は使わいで、Sバーン(電車)でハンブルグ中央駅まで戻る。帰りのICEの時間を勘違いしていて、危うく乗り遅れるところだった。
(ハノーファーのホテル / 本日のサンドイッチ)
ハノーファーの駅でサンドイッチを買う。ここは各種メッセが開催されるからなのか、駅の中にコンビニ的なお店があって便利。
<おまけ>
[youtube http://youtu.be/8c1MucwUR0I]
ハノーファーからブレーメンに向かう電車から。菜の花畑が広がっていたりして「おっ」なんてカメラを向けると木ばかりになってしまう(笑)
ヨーロッパの列車は車内(走行音)が静かですね。
日本のグリーン車でもここまで静かではないです。
ソニック@azusa351さん、コメントありがとうございます。
これは2階建て車両の2階なので静かというのが真相です。が、ドイツの電車は基本的に乗り心地は良かったです。山も谷もないので当然といえば当然ですが(笑)
その代わり、車両の内装のきしみ音なんかには割と無頓着というか…自動車もそうですけど(^_^;