コントロールアプリ難民。

値段があってないようなもの

先週末にずっと聴いていないレコードを20枚ほど売りに出した。しかし中古レコード屋っていうのは本当にヤクザな商売だわ。もちろんわかってはいたんだけど、実際に目の当たりにするとちょっとねぇ。そんなこんなでレコードに対するテンションが下がりまくって、CDやネットワーク再生に戻ってきた。

LUMINはアプリの再起動さえすれば問題なく使える

ネットワーク再生のコントロールアプリはLUMINを使っているんだけど、こいつが結構前から一旦終了しないとレンダラーを認識しない事案が発生していて、これが何とかならないかと思って放浪の旅に出た。

こんな構成

ぼくのネットワーク再生環境をザックリ説明しておくと、サーバーはSynologyのDS218+にMinimServerをインストールしたもの。レンダラー(=ネットワークプレーヤー)はヤマハのNP-S303で、これをOpenHomeに対応させるためにDS218+にBubbleUPnP Serverをインストールしてある。コントロールアプリはiPadとiPhoneでLUMINを使っていて、これがさっきも書いたようにイマイチ調子が悪い。まぁまぁ、LUMINは汎用アプリではなくてLUMINのプレーヤーのためのものだからいろいろ言えないんだけど。念のためヤマハ純正のMusicCastも再チャレンジしてみた。相変わらず検索機能が無いのが致命的。サーバー内の1755タイトルのアルバム中から聴きたいものにどうやってたどり着けばいいのか。

リニューアルしたLinn

Linnはアートワークのタイル表示ができない?
上品だけど殺風景

LUMINじゃないとするとLinnのKazooというアプリ…はちょっと前にリニューアルしてシンプルにLinnになった(Kazooとは別アプリ)。出た直後に使ってみたけど、なんだかイマイチで削除してしまった記憶がある。その後のバージョンナップでずいぶんと洗練されて使いやすくなっていた。残念ながら、検索欄に1文字入力すると確定扱いになってしまって、日本語で検索ができない。その他、アートワークの表示がリスト形式のみで小さくて殺風景なのと、Kazooと同じくプレイリストの編集の操作に微妙にクセがあるような気がする。

サーバーの機能による制限?

fidata Music Appは操作性抜群

基本的にOpenHome対応のものなら使えるはずだから、インターネッチョで評判の良さそうなものを調べてみたら、fidata Music Appというのを発見。これもI-O DATAが販売しているfidataといういちばん安くても30万円のオーディオサーバー+レンダラー用のアプリ。あんまり期待しないでインストールしてみたら…こいつがなかなか良く考えられたつくりで非常に使いやすいではありませんか! 再生中はアートワークに沿ってバックグラウンドの色が変わったり、電話等々が着信したら一時停止する機能まである。

ビットレートも正しく表示される

だがしかし、肝心の検索が機能しない。いろいろと調べてみると、fidataはTwonky Serverを使っているみたいで、MinimServerだとダメっぽい? じゃあNASにTwonky Server入れればいいんじゃね?(語尾上げ)ってことで探してみたけど、DS218+にインストールできるパッケージが存在してないのと、あったとしても有料だからアレかもなー。QNAPにしておくべきだったか。んー、結局LUMINかKazooを使うのがいいのかなぁという結論に達したのでありました。ネットワーク再生がイマイチ流行らない理由がよくわかる。


その後、DSM7+DockerでTwonky Serverを起動することに成功した。

省スペース化

なんていうことをやっていると、そろそろデジタル再生方面もリニューアルしたい気持ちになってくる。現状はNP-S303と古(いにしえ)のSACDプレーヤーSCD-555ESをATOLLのDAC100SEに接続して使っていて、この3台をなんとか1台にまとめられないだろうかと探してみたら、マランツから「SACD 30n」というのが先月の頭に発売になっていることを知る。

これならば、SACDプレーヤー+ネットワークプレーヤー+D/Aコンバーターを1台でこなせる上に、ディスクリートのD/Aコンバーターを搭載しているロマンがある。空いたスペースにDATも常設できるし。問題はお値段だねぇ。まだ使っていない(ことになっている)特別給付金をプラスすればなんとか…世の中がこんな情勢だから、じっくりと検討することにしましょうね。

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