オレオレ証明書
去年の5月から使っているGoogle謹製スマートフォンであるところのPixel 7aなんですが、3月5日のアップデート以降「証明書のエラー」が出て自宅内からNAS関連のアプリが使えなくなってしまいまして。最終的にPixel側の問題だということがわかって、現状はVPNで回避しつつ4月5日前後のアップデート待ち。当初はNAS側に原因があるかもしれないと考えて色々調べていたら「BubbleUPnP for DLNA/Chromecast」に再会した。ヤマハのNP-S303でネットワーク再生デビューした時、いちばん最初にこのアプリを買ったんだよねー。お久しぶりでございます。
このブログによれば「BubbleUPnP Server」に「BubbleUPnP for DLNA/Chromecast」を組み合わせればNASにある音楽を家の外からも聴くことができるとのことで、早速試してみることにした。NASに保存している音楽をスマートフォンで再生するための「DS Audio」というNASメーカー純正のアプリがあるんだけど、こいつがイマイチ使い物にならない上に全く更新されず、諸々が改善される気配がないから、スマートフォン+ヘッドホン方面では実質Apple Musicのみになっていた。
英語のみ
超ザックリと以下の流れで設定する。ぼくの環境はそこそこ整っていたから「3」とスマートフォンにBubbleUPnP for DLNA/Chromecastをインストールして設定する「5」だけ。
- NASにダイナミックDNSを設定する。
- NASにBubbleUPnP Serverをインストールする。
- 2に1で取得したURL(あるいはIPアドレス)と、ユーザーとパスワードを設定する。
- ルーターにTCPの58050と58051をNASに転送するように設定する。
- スマートフォンのBubbleUPnP for DLNA/Chromecastに2の内容を設定する。
BubbleUPnP for DLNA/Chromecastが英語版だけなところに若干苦戦しつつも、あっさり作戦に成功した。このアプリはものすごく高機能で、接続してるのがモバイル回線の場合はmp3で、Wi-Fiだったらそのままロスレスでみたいなことができる。まぁまぁ、ぼくの場合はクルマがスマートフォンとうまく繋がらないからほぼ自宅の中だけで使うことになるとは思うけど、純正のDS Audioに比べたら65536倍すばらしい。
副次効果
このアプリ、OpenHomeだからスマートフォン以外にネットワークプレーヤーも同じように操作できるわけで、今までなんとなくしっくり来ない感じで使っていたオーディオ機器メーカー製のコントロールアプリを置き換えることができるのが副次的ながら最大の収穫でありました。インターフェイスや画面のデザインがスッキリスマートでオレ様好みな上に、スマートランチャーの音楽ウィジェットも対応してるから、スマートフォンのホーム画面やコントロールから全てのレンダラー(=プレーヤー)を操作できる。Apple Musicを再生すればウィジェットの表示もApple Musicに切り替わる。ステキやん?
電話が鳴らなくて
ところで、3月5日から発生しているPixel 7aの不具合なんですが、電話が着信しないという最大級に致命的なのがありまして、ぼくに電話して「おかけになった電話番号は…」の場合はこの前追加したpovoの方へお願いします。つながらない電話番号から993159138を引いて頭に0を付けたのがpovoの番号です。お手数をおかけします。4月5日近辺のアップデートで本当に直るのかは未定。Googleちゃんとしろよな!