1/3の確率。


去年の秋の創刊号から定期購読していたデアゴスティーニの「ジャズ・LPレコード・コレクション」を解約した。すごく楽しみにしていた8号の『Maiden Voyage』がまたまたまた不良プレスでさー。静かなところからフレディー・ハバードのトランペットが入ってくる直前に、ビリビリっていうノイズが入ってるのが何ヶ所か。レベルメーターを振り切ったような音で、実際に音量も大きいし、タイミング的に隣の溝の音が聞こえているとかではないし、音楽的にそこで鳴っている音が割れているとかでもなくて純粋にノイズ。


実は去年の12月に来た6号の『Ella and Louis』も同じように、ルイ・アームストロングのトランペットが鳴る直前にノイズが入っていて、こっちは仕事方面がいろいろと落ち着かない時期だったのと、カートリッジとの相性かもしれないし、あんまり品質にうるさいのも良くないかなぁと思ってそのままにしたんだけど、8号を交換してもらおうと思って電話したときに話をしたら、6号も交換してくれることになって一安心。


その交換手続きの時は「2週間ほどかかります」って説明だったのに、待てど暮らせど交換品は届かず、確認のために電話したら「交換品の確保が難航していて1ヶ月ほどお時間を…」という返答。思い起こしてみれば、創刊号はキズだらけ(上の写真)で交換してもらったし(この時は翌々日に交換品が届いた)、それに6号と8号で今まで届いた9タイトルの内の3つが不良だったってことは1/3がダメってことじゃん。この先もこの品質だとすると、交換してもらう手間や待つ時間に耐えられそうにないという結論に達してそのまま解約をお願いした。6号と8号の交換品は届くとのことで、返金は受け付けませんってさー。


解約したら肩の荷が下りた感がちょっとある。というのも、レコードとは言え、すでにCDで持っているものをもう1回買うっていうのもどうなのかなぁと思っていたし、もうぼくがこの辺のジャズとは違う場所にいる気がするし。今度からは欲しい盤の時だけ、書店で予約する方式にする。

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