スッキリスー。

星が共産圏っぽくていい
トライオードのプリアンプ・TRV-4SEの6本の真空管をSOVTEKの12AX7LPSに交換するぞ。アメリカの店で買ったけどロシア製。MADE IN RUSSIAの文字の下は生産年と月かな? 2014~2015年に製造されたものっぽい。

どこにどれを挿したかの記録
外箱に貼られている黄色いシールには何やら数字が書き込まれていて、これは真空管内部の2本の三極管の計測値的なものかな? 数字が大きい方が増幅値が大きいだろうと予測して、フォノイコにいちばん数字の大きい物を選んで、他も左右でばらつきが少なくなるようにしてみた。この12AX7LPSはガラス管が若干太くて、フォノイコ用のシールドソケットはギリギリだった。

印刷の向きがバラバラ
肝心の音は、今まで使ってきたJJのECC803Sに比べるとワイドレンジでスッキリという印象。全体的に音に勢いがあって低域のボリュームが増したのと、高域のトライアングルとかシンバル等々のキラキラ感がよろしいな。その代わり中域が若干薄いというのか、ECC803Sの方が全体的に密度感というのかコクというかがある。これはどっちが上とかじゃなくて好みの問題かなー。50~60年代のジャズならECC803Sの方が良くて、新しい録音のものは12AX7LPSの方が気持ちがいい。これって2種類を混ぜたらどうなるんだろうね。今後の課題かな(笑)

ヒーターの明かりがほとんど見えない
レコード方面はここのところPLX-1000にDENONのDL-103とAU-300LCという組み合わせなんだけども、それまでのM44G+楕円針に比べておとなしいなぁと思ってた部分が、今回フォノイコの真空管も12AX7LPSに替えたことによって若干改善された。そんなこんなで、予想以上に音が変わって満足し太郎なんだけどさー、この12AX7LPSってヒーターの明かりが全くといっていいくらい見えないのがアレ。


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