DATデッキを導入した時に「いちばん聞きたかった」と書いた例のアレがついに完成! まずはとにかくご覧(お聞き)いただきたい。『車できく、本当にあった怪奇ストーリー』の「総集編1 海そばの話」と「総集編2 山の話」という2本のカセットテープで合計57分ちょっと。9:45辺りからの「ぃやめてくれー!」っていうのが、仲間内で流行ったとか流行らなかったとか(笑) テープを作った会社はもうないのかなぁ。権利者から申し立てがあったら削除するつもりだから、その辺は大目に見ていただきたい。
インターネッツで調べてみると、テレビの裏からこのカセットテープが出てきたというエントリーに遭遇。これって「車で行ける現地付近案内図付」だったんだ。ファミレスのレジ横で売っていたとのこと。ぼくはお友達からテープだけ借りたから全く知らなかったわー。
どうやってDATの音源をPCに取り込むか…デジタル入力のあるサウンドカードは軒並み製造終了。時代はUSBになっていたのであります。じゃあUSBで探してみると…ローランドのUA-1EXというUSBオーディオインターフェイスを使えば光デジタル入力をUSBに出力できることがわかった。でもこれもすでに製造終了。いや、これ見覚えあるなぁと思ってお友達に聞いたら「持ってるよ」ってことで、サクッと貸してもらっちゃったー。
再生に使うDATデッキ、パイオニアのD-05のデジタル出力はコアキシャル(同軸)のみだから、これをなんとかしてオプティカル(光)に変換しないといけない。CDや諸々の再生に使っているATOLLのD/Aコンバーター、DAC100SEにコアキシャルとオプティカルの出力があることを思い出して接続してみたらアッサリと変換に成功。
オプティカルのコネクタってほとんどが角型なんだけど、UA-1EXの入力がアナログのステレオミニプラグと共用だから丸型。これはMacBook Proのヘッドホン出力と同じだからケーブルは持っていた。
Mac用の録音ソフトを探してみたらAudacityというのが見つかったから、DATデッキとD/AコンバーターをデスクトップPCのある部屋に持って行くのは中止。Audacityはフリーで高機能な上に、Windows版もLinux版もあるというスグレモノ。これでDATの音源を16bit/48kHzのままPCに吸い上げる。
当初は吸い上げたそのままで公開しようと思っていたんだけど、改めて聞き直してみると録音レベルが低いし、カセットテープのヒスノイズ(サーっていう音)が結構すごいから、Audacityでノイズの除去と音圧を上げる処理をしてみた。副作用で小さな音がシュワシュワしちゃうのはぼくのウデの問題。その後iMovieで画像と文字を入れたんだけどさー、久しぶりのiMovieが超絶使いにくくなっててびっくり仰天。Mac方面はそろそろ潮時かなー。