スピーカーをJBLの4312SEに替えて1年と1ヶ月が経過。アッテネーターの位置は両方共8の位置で安定。当初は内向きに設置していたのを真っすぐに置くことにしたのは、こっちの方がリスニングエリアが広くて自然な感じがするから。大きなウーファーから出る低音はスピード感があっていいですな。1年経ってますます気に入っている。
アンプはずっとユニゾンリサーチのSimply ItalyにGold LionのKT77と12AU7だったんだけど、オメガトライブのCD BOXを聴いてる内に、もうちょっとソリッドで押し出し感のある音がいいなぁって思って、ATOLLのIN100seに切り替えてみたら低域がバシッと締まって、音にアタック感が出た。Simply Italyを買った直後はIN100seはイマイチみたいなことを言ってた気がするなぁ。結局オーディオなんて信仰と体調で9割くらい決まってしまう(笑)
そんな感じで安定していたオーディオ方面なんですけども、この前の数量限定のレコードは地方では入手できないことでレコードに対する情熱が冷めてしまったところに、「CD3500枚捨てた」なんていうエントリーを読んで、ぼくも「ストリーミング(配信)をメインに聴いていこうぜ!」って事になって、いわゆるネットワークプレーヤーの物色を開始。ちょっと調べてみたところ、快適に操作するには「OpenHome」という規格に対応していることが必須っぽい。その中でいちばん安いTEACの「NT-505」に白羽の矢を立ててみたら、1月下旬の発売直後に完売で品切れ中。マジっすか。
などとやっていたら、ヨドバシが在庫ありになっているではありませんか。かなり悩みつつここで入手しないとまた数ヶ月待ちとかになりかねないから思い切ってオーダー。だがしかし、なぜかカードの決済に時間がかかった上に、ヨドバシのオーダーステータスが在庫の確保から全然進まない。その後「いつ発送になるかわかない」っていうメールが来たからキャンセルして、今回は縁がなかったんだなーって思いながら仕事から帰ってきたら、ゆうパックの不在通知が来ているぞ? 予定通り発送されてたのかよ。ヨドバシに問い合わせて、今回はこのままお買い上げということにした。
一旦いらないと判断したわけで、なんとなく盛り上がりに欠ける感じがありつつも開封してセットアップ。CDプレーヤーをつないで聴き慣れた音楽を再生してみると…ものすごい解像度とスケール感。でも、音楽の”ノリ”に関しては今まで使ってきたDAC100seの方がいいかも? この辺は後からアップサンプリングだとかデジタルフィルターの組み合わせで、好きな感じまで持っていけた。低域がDAC100seよりももっとずっと下まで出ているせいか空気感が全く違う。打楽器系のリアリティーが段違い。ストリーミングのSpotifyはPCを通さずに直接入れることができるから精神的にいいし、ネットーワーク再生方面はOpenHomeの生みの親のLINNのアプリが使えるから安心。じわじわと盛り上がってきて気に入り始めたところで、USB-DACとして使えないことに気がついた。PCにUSBデバイスとして認識されない。
Web経由でTEACのサポートに問い合わせてみたら、接続するUSBポートを替えてみる・ドライバを入れ直す・USBケーブルを交換するとかいう定形の回答でガッカリだぜー。問い合わせフォームにUSBケーブル替えてみたって書いたじゃん? 必須だっていうPCの機種も型番までしっかり書いたじゃん? Surface ProにはUSBポート1個しかないんだけど? 全部試してダメなら故障だからサービスセンターに問い合わせろって説明に従って、返答メールに書いてあった番号に電話したけど誰も出ないじゃん? TEACのWebからお問い合わせ番号を調べてかけ直し。初期不良の認定をもらった上で、交換・修理じゃなくて返品したい旨を伝えて了承をもらう(その後ヨドバシ経由で返品)。TEAC製品は去年のレコードプレーヤーから2連続で初期不良。シャープに続いてわが家の出禁メーカーになるかもしれない。問い合わせや手続きで疲れ切ってしまったからネットーワークプレーヤーは一旦保留。ちょっとだけ聴いたあの音の印象が脳内で美化されまくっているから、どうしてもってことならまた考えるわー。限定品ってわけでもないしね。