享年1歳半。
せっかくフォノイコライザー買ったんだからレコードを聴きましょうねぇ、とやっていたところ、去年の年始に買ったマイクロリニアの針を曲げてしまった。レコードは無事。今回は「あ、曲がったな」という感触があった。AT100E、VM750SHに続いて3回目。全部オーディオテクニカのカートリッジなのはなんでなんだぜ?
とりあえずモノラル再生用に買ったVMN10CB(接合丸針)をセットすると、音に勢いと太さがあってこれはこれでOKというか、むしろレコードの音はこっちなのではないかと思ったりする。DL-103(無垢丸針)にチェンジしてトランス(AU-300LC)経由のMMモードで聴いてみると、トランス無しのMCモードよりもコクがあって良い。んー、MMモードでも「Signal Overflow」(=入力レベル高すぎ)が出る時があるなー。一瞬だし、歪んでるようにも聞こえないからOKにする?
しばらくはDL-103をメインで使うとして、そうなるといつかは針をやってしまうだろうし、80年代のレコードはもうちょっとハイファイな感じで聴きたいから、何かしらの交換針かカートリッジを入手しておきたい。カートリッジよりもフォノイコをたくさん買ってるってのもアレだしねぇ。
選択肢の中でいちばんお手軽なのが、VM700シリーズの交換針を手配すること。マイクロリニアのVMN40MLは微妙におとなしい音だったから、VMN50SH(シバタ針)で以前に復帰するか、VMN30EN(無垢楕円針)で音の勢い方向を重視するか。どうせまた曲げてしまうなら安い方かなー。ローガンが影響してるような気がするんだよなー。
袋小路
新しくカートリッジを買う場合はMCとMMとさらにそのビンテージ(中古)と世界は広い。ビンテージには全く興味がないから現行モデルを選ぶとすると、MCでマイクロリニア針の場合は実売で8~10万円以上だから、ダメにしてしまった時のことを考えるとちょっとなー。またそういうのに限ってやってしまう星の下に生まれてるし(笑)
となるとやっぱMMかー。交換針の供給と入手性を考えると、オーディオテクニカ以外ではオルトフォン・JICO・ナガオカ辺りだよねー。オルトフォンの2Mシリーズは良さそうだけど方向性がオーディオテクニカと似たような感じ?
JICOはSHUREのM44Gの復刻版みたいなシリーズが面白そう。だがしかし、ぼくが求めるハイファイな方向とは逆だよねー。でも1個は持っていてもいいかもしれない。交換針も面白いのがあるし。この辺だと、オルトフォンからVNLっていうやつが出てる。
ナガオカもかなりの老舗。テクニクスのカートリッジは実はナガオカ製だったみたいな感じでOEMでの実績があるメーカー(だと思う)。マイクロリニア針もあって、やっぱりオーディオテクニカと同じくらいする。結局のところ、針の太さと形で音と値段の8割くらい決はまってしまうのではないかという気がしている。んー、考えが固まるまで保留だなー。